巫女の1日の仕事の流れ

職業:巫女

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平日の平穏な一日

 出勤し装束に着替えたら、まず朝拝に参列して約20分間を正座で過ごします。最初の頃は朝拝の正座で毎日足がしびれ、立ち上がれなくなる人も多いです。しかし、コツを掴んで慣れてくるとしびれることなく、朝拝後にすっと立ち上がれるようになります。また、朝拝では大祓詞を毎日のように暗唱します。長い詞で最初は大変ですが、いつの間にか暗唱できるようになります。

 

 本殿参拝や末社・摂社参拝が終わると、本殿や授与所の掃除をして授与所を開けます。そしてミーティングを行い、今日一日の流れを確認します。その後、境内の掃除をします。

 

 祈祷の受付が入ったら、担当職員は本殿で奉仕をします。担当でない巫女は、授与所対応や事務作業を行います。お昼の時間も祈祷受付や授与所は開けていますので、昼食は交代で取る形となります。午後はお賽銭を集めて数えたり、社入金を台帳記入する為に授与品を数えたり、初穂料を計算します。閉門時に授与所を片付けて一日が終わります。

 

  • 巫女としての試練は朝拝から始まる。

 

大安や土日祝日

 大安は神前式の挙式があることが多いです。神社によっては挙式用の神殿があり、挙式中も祈祷が可能な場合もありますが、ほとんどの神社はありません。よって挙式中は、祈祷受付をしても祈祷はできません。場合によっては、挙式が祈祷の合間に何度も入ることがあります。本殿を挙式形式から祈祷ができるように、切り替えを何度かする日もありますので、一日の流れを把握しておくことは重要です。

 

 また、土日祝日は祈祷参拝者が多く、祈祷受付や祈祷案内の対応が多くなります。もちろん参拝者が多いので、授与品を受ける参拝者も増えます。神社は世間が休みの日に忙しいのです。

 

  • 大安は神前式の挙式があることが多く、土日祝日は祈祷参拝者が多い。神社は世間が休みの日に多忙となる。

 

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本記事は2015/11/24の情報で、内容は巫女としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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