日本人としての誇りを持てる
巫女の魅力は日本人だと強く意識するようになり、他国との違いや日本の文化の良さを感じられるようになることです。また、他の職業では感じられないことを沢山経験できるので、日本人としての自負を持ち芯の通った女性として生きていけるようになります。
これらのことは、巫女としての人生以後にも役立つ大きな収穫です。巫女の奉職期間は人生の中で決して長くありませんが、生涯の宝物となり、様々な場面での経験が活きてきます。
- 日本人だと強く意識するようになれることが魅力。
参拝者に日常とは違う空気を感じてもらった時
参拝者に明るく挨拶をしたり、境内の清掃、手水や参拝の作法を参拝者にお伝えします。そして、参拝者が境内が清々しい環境であることを感じてくださった時にやりがいを感じます。
また、参拝者に日常の世界とは違う、神社の空気を感じてもらえることもやりがいに繋がります。職員から見たら毎日いる神社という「職場」ですが、参拝者から見たら神聖な空間なのです。そのことを忘れずに、常に清浄な空気を保つように努めます。
- 常に清浄な空気を保つように努められた時にやりがいを感じる。
舞姫になれる
巫女の重要な役割として神楽舞があり、祈祷や祭典で舞を奉奏する巫女は「舞姫」と呼ばれます。とても緊張する役割ですが、舞が上手くいった時や真剣に取り組んだ後には参拝者から労いの言葉を頂戴することもあります。巫女としてあるべき姿を大神様や参拝者に見てもらうことで、改めて巫女であることに誇りと確信が持て、やりがいに繋がります。
- 舞が上手くいった時や真剣に取り組んだ後には、巫女であることに誇りと確信が持てる。
本記事は2015/11/20の情報で、内容は巫女としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。