外資系航空会社の魅力とやりがい
海外の空港をベースに様々な国に行くことができる外資系の客室乗務員の仕事は、非常に魅力的です。また、困っているお客様の問題を解決したり、必要なサービスを物理的にも精神的にも届けることができます。毎回飛行機を降りる時にお客様からいただく感謝の言葉が、モチベーションを維持する素となります。
また、日系の乗務員と比べて語学をブラッシュアップする機会が多いので、語学力に磨きがかかります。通訳をしたことでお客様からも喜ばれます。昇格オプションのある会社では、上のポジションをを目指すことがやりがいにつながります。
- お客様の力になれることはもちろん、海外を拠点に様々な国に行ける、語学力を高める機会が多いこともなどもポイント。
日系航空会社の魅力とやりがい
サービス業なので、やはりお客様から感謝されることがやりがいです。口頭以外にも、コメントカードで感謝の言葉をもらうこともあります。また、日系企業の場合まずは3年かけて正社員を目指すことになります。さらに目標管理設定を行っている企業が多いので、それに沿って日頃のルーティンワーク以外に頑張ることを見つけることがやりがいにつながります。例えばソムリエ試験や、語学力の向上などです。
プライベートでは、花形の職業であることは変わりませんので、何かと注目される機会が増えます。海外旅行が身近なものになることも魅力的です。
- お客様から感謝されることに加えて、日々のルーティン業務以外に目標を設定し、それに向けて努力することがやりがいにつながる。
LCCの魅力とやりがい
LCCでは、お客様が納得できるとは思えない事態が次々と起こります。例えば、機材繰りのために出発の時間が数十分早まり、前日にそのことを会社からお客様にメール1本だけで知らせるということもあります。お客様の中には当然メールを見ない人もいますので、当日早めに空港に到着しても搭乗手続きが終わっていることもあります。払い戻しもできませんので、諦めていただき、次の便のチケットを買っていただくように説明しなければいけません。このような背景のあるお客様が、ご立腹しながら乗ってくるわけです。
機内の水や食事の料金設定も高いのでクレームを受けることもあり、常に非常事態のような毎日です。ストレスが多くても、忙しく働くことに楽しさを見いだせる人には向いている職場です。このような中でお客様から「ありがとう」と言われることは、やはり最大のやりがいです。
- 緊急事態の対応やクレーム対応が多く非常に忙しいが、そのような状況でお客様からお礼の言葉をもらうのは何よりも嬉しいもの。
本記事は2015/11/19の情報で、内容は客室乗務員(CA)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。