助産師として幅を広げられる資格
- 受胎調節実地指導員
受胎調節実地指導員とは、避妊や家族計画など受胎調節に関わる指導を行う指導員の免許です。看護師、保健師、助産師のいずれかの資格を持っていれば必要な講義を受けることで都道府県知事から免許が交付されます。助産学校に通っている場合、たいてい授業に組み込まれている為、卒業と同時に取得できる免許となります。
- 新生児蘇生法終了認定資格
近年、日本周産期・新生児医学会では、新生児蘇生法の普及に努めています。その為、必要な新生児蘇生法の講習や技術を習得したスタッフは、新生児蘇生法終了認定資格を得ることができます。病院の取り組みとして、スタッフに資格取得をすすめている病院もあります。新生児を扱う産婦人科で働く助産師は、ぜひ持っておきたい資格です。
- 子育て関連の資格
助産師として幅を広げるなら、子育て関連の資格を持っていると有利な傾向にあります。育児セラピストや保育士、ベビーマッサージの資格など、様々な資格がありますので、自分が活かしたい、幅を広げたいと思う分野の資格を取得すると有効です。
ですが、助産師の資格を取得したばかりの場合は、まずは助産師の経験を積んで、自分がどの分野のケアを専門にしていきたいかを見定めることが大切です。
- 不妊関係の資格
現在は不妊に悩む女性が増えてきていることから、興味があるなら不妊に関わる資格も取っておくと役に立ちます。母親になりたいと願う女性のサポートは、助産師としてできることが多くあります。資格としては、不妊治療カウンセラー、不妊症認定看護師などがあります。
- 自分が活かしたい、幅を広げたいと思う分野の資格を取得すると有効。
本記事は2015/11/19の情報で、内容は助産師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。