助産院や地域の助産師の求人数は少ない
助産院や地域で働く助産師は、ある程度経験年数を重ねたベテラン助産師が働いているケースが多く、新人の求人はありません。
助産院は助産師が1~2人で運用している小さな助産院が多いです。さらに分娩を取り扱っている助産院は少なく、母乳相談や育児相談だけを扱っている助産院が多い現状にあります。従業員がいる助産院でも、栄養士や事務員を含めて3~4名程度で運営しているところが多数な為、求人はほぼありません。
地域で働く助産師は、新生児訪問をしたり、地域主催の母親教室やベビーマッサージをしたりして活躍していますが、地域に登録して1件ずつ委託という形です。もしくは地域が助産師会に委託して行われています。そのため求人の形が少し違いますが、これも求人は余りありません。
- 助産院や地域で働く助産師はベテランがほとんどで、更に求人数も少ない。
助産院や地域の助産師が求められるのは様々な経験と経験年数
助産院も地域で活躍する助産師も一人で妊娠、分娩、産後、育児の全てを見なくてはいけないので、求められるのはあらゆる経験です。その為、かなりキャリアを積まないとニーズはありません。
地域で働く助産師の場合、経験がないと募集資格すらありません。助産院の場合も新人を雇ってくれるところはほぼ皆無です。
- 助産院、地域で働く助産師になる為には、まず経験が必要。
個々に助産院や地域の助産師の求人を探す
助産院の求人はほぼ皆無なので、就職したい場合は、個々で働きたい助産院に求人の有無を聞くしかありません。そして、もしあっても週2日程度でパートという形が多い傾向にあります。分娩を取り扱っている助産院の場合は夜勤が可能なら、求人があるケースもあります。
地域の助産師委託は市の広報に求人が出るのを待つしかありません。
- 求人はほぼ皆無。助産院は紹介や個々で問い合せが必要。地域の助産師は市の委託事業なので、常にあるわけではない。
本記事は2015/11/19の情報で、内容は助産師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。