求人数が少ないのがゲストハウスのプランナー
ゲストハウスは、基本的に1日に1組か2組の挙式を行います。つまり一つのゲストハウスで必要とされるプランナーの数も限られているのです。一般的に5人から10人程度のスタッフで構成されています。その中にはシェフやパティシエ、司会者が含まれているので1会場あたりのプランナーの数はごくわずかなのです。
つまり、定期的に採用をしているかというとそうではなく、欠員が出次第、募集がかかるというのが一般的です。中には、ゲストハウスをいくつも運営している企業もあり、その企業では定期採用(新卒・中途を含めて)をしているケースもあります。
プランナーとして採用されプランナーとして活躍できる
ゲストハウスのウェディングプランナーの最大の特徴は、プランナーとして採用されてプランナーとして即活躍が出来る点です。つまり新規獲得をメインとする営業をしたり、宴会部門を兼務したりということもほとんどなく、すぐにプランナーとしての仕事をスタートできるケースが多いです。
そもそもゲストハウス自体は、結婚式をするためだけの施設なので、結婚式に専念できるという利点があります。ただ、営業をまったくしなくてもいいかというとそういうわけでもなく、ゲストハウスのプランナーはお客様がゲストハウスにいらっしゃった時から、結婚式まですべて一人のプランナーが担当するという形式をとっていることが多いので営業もプランニングもそして当日の介添えも担当するということになります。つまり、お客様とその分密に関われるという点が最大のメリットです。
- ゲストハウスは契約から挙式まで一人のプランナーが担当するという形式が多い。
高度な専門知識が求められる
お客様をゲストハウスでお迎えする窓口からプランニング、そして当日の介添えまで担当するということは当然幅広いウェディングの知識が求められるということになります。ゲストハウスにいらっしゃるお客様の傾向としては、やはり個性的なウェディングを好まれる方が多く、標準的なものよりも自分たちのオリジナリティやアイデアを出して世界に一つしかない結婚式を創り上げたいという気持ちが強い方が多いです。それを叶えるために、ブライダルの知識はもちろんエンターテイメントや宴会的な知識も必要ですし、お客様の要望をできるだけ叶えるための粘り強さも必要になります。
- ゲストハウスは幅広い挙式の要望が多いのでプランナーにも幅広い知識が必要。
ゲストハウスのプランナーに向く人
やはりゲストハウスの特徴はなんといっても結婚式を専門的に扱っているということ。だからこそプランナーとしての仕事に専念したいという人にはうってつけの仕事になります。しかしその分、一組のお客様と向き合う時間も増え、結婚式まで長くなると1年以上じっくりとお付き合いをしていくことになります。そのような関係性が楽しめる人、そして時にはお客様の高い要望に応えなければいけなくなることも出てきます。その時に投げ出さずに最後までやり遂げることができる強い意志が求められます。
- 新郎新婦との長期の付き合いを楽しんでいける人にゲストハウスへの適性がある。
本記事は2015/04/14の情報で、内容はウェディングプランナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。