あまり年齢制限にこだわりがない職種
そこまで新卒であることや若いことにこだわりがない仕事です。むしろある程度の経験があるほうが喜ばれる場合も多いです(もちろんただ年齢を重ねているだけではなく、経験と年齢の双方がしっかりと重ね合わさっている場合です)。
というのもやはり結婚式は一生に一度そして、失敗は許されない舞台です。さらにほとんどの新郎新婦にとっては全てが初めてのことばかりで、ウェディングプランナーのアドバイスなしには何も決めることができないという状態です。そこで、ウェディングプランナーが主導権をもち、二人をしっかりと導いていかなければなりません。そうなると、やはり若くて頑張ってくれそうだという人よりも確実にキャリアがありしっかりと結婚式まで導いてくれそうだと思える人に頼りたくなるものです。
- 年齢制限はなく、きちんとした知識があったり接客ができたりと経験豊富な方のほうが好まれる傾向。
転職も多い業界だからこそ、年齢に伴った知識が必要
ウェディングプランナー自体は転職してくる人も多く、新卒で募集していない所もかなりあるため、年齢層は20代後半から30代後半が多いです。
新卒で入社した場合、ホテルであれば宴会担当からはじめて、数年経験をした後ブライダル部門に異動させてもらうといったパターンが多く、はじめからウェディングプランナーとして仕事をすることはありません。また専門式場であってもまずはウェディングプランナーのアシスタントとして、準備のアシスタントをしたり、当日もチームの一人としてゲストサービスを行ったりといったところからはじめていきます。
そういった意味では転職者にとっても、入りやすい業界ではあります。転職者の場合ははじめからウェディングプランナーというケースも多くありますが、やはり経験が問われます。未経験可のところもありますが、その場合でもウェディングプランナーの仕事で役立つ経験がもちろん求められます。
- 中途が多い職種であり転職で入りやすい業界・職種ではある。
年齢主義ではなく実力主義の傾向
プランナーの世界は実力主義の要素が強いです。担当のお客様をもちプランニングをしていくのも、やはりそれまでの実績に基づいて担当をもっていきます。すると転職してすぐであれば、やはり他のプランナーのサポートをする場面が多くなります。自分よりも年下の社員がチーフプランナーとしてお客様の挙式をメインで担当し、自分がその下でメインプランナーの指示を聞きその通りに仕事を進めていくということもあります。
現実としては、やはり結婚式直前から当日はプランナー自体もかなり張りつめた状態で仕事をすることになります。そしてミスは決して許されないという状況になります。その場合、厳しいことを言われたり、難しい要求をされたりということもあります。自分よりも年下の人からそのようなことを言われることもあるということをぜひ心に留めておいて欲しいと思います。
- 実力主義の傾向があるため年齢不問の上下関係になることも。
本記事は2015/04/10の情報で、内容はウェディングプランナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。