基本的に忙しい建築士の仕事
設計事務所に勤務する建築士は非常に多いですが、一般的に設計事務所で働く建築士の勤務時間は長いことが特徴です。勤務時間が9時から18時までと決まっていても、18時までに退社できる日とは少ないと言われています。残業も多く、終電近くまで勤務している人も多いとされています。設計事務所では納期が迫る仕事が結構あることから、これらの業務を終わらせるために残業を行ないます。
また、建設会社やゼネコンといったところでも残業が多く、定時に帰れないことが多くなっています。
現場で働く建築士の場合は、それぞれの現場に合わせて勤務を行なうことになるため、時には朝早くに出勤し、夜遅くまで勤務することがあります。また、現場の事情によっては、専門業者が休日に作業を行なうことがあるので、現場責任者である現場監督などは士日にも出勤する必要が出てきます。
住宅メーカーなどでは、住宅を建設したり、住宅購入を希望する客が利用しやすいように土曜日や日曜日、休日に営業を行っています。そのため、住宅メーカーに勤める建築士においては休日に出勤することが多く、勤務時間についても遅くなりがちです。住宅メーカーなどでは、個人客に対応するため、相手のスケジュールに合わせて打ち合わせなどを行えるように勤務時間が決まってきます。
建築士が働く職場は他にも沢山あります。官公庁や資格学校、建材メーカーで勤務している場合、現場勤務や出張がない限り、勤務時間は9時から18時までと安定的な勤務ができます。このように勤務時間が安定し、土日や休日に休める職場も存在します。
本記事は2015/10/29の情報で、内容は建築士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。