女性でも建築士として活躍できる?

職業:建築士

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建設業界で働く女性は増えてきている

 建設業界は、「男の職場」と言われてきただけに男性が非常に多い職場でしたが、最近では女性も増えてきており、設計事務所や住宅メーカーなどで働く女性が多くなっています。女性による業界進出が遅れていたのは、危険な職場であることや最近まで女性の現場監督などは法によって認められていなかったことが関係しています。

 

 また、建築士の働く職場が昔に比べて広がったことも、女性の建築士資格保有者の増加の理由です。たとえば、住宅メーカーに勤務する女性建築士では、住宅展示場などで仕事を行なっています。業界では、キッチンやインテリアに詳しい建築士のニーズが高まっており、そういった場所においても女性建築士が活躍しています。

 

 女性建築士の場合、女性ならではの視点から見た設計や住宅づくりができるようになります。男性の場合、空間を捉えることを得意としているのに対して、女性は空間を平面的に捉えることを得意としています。そのため、インテリアなどの分野において女性が活躍しやすいと言われています。

 

 建設業界では、女性ならではの能力が発揮できる職場も増えたことから、業界のイメージも変わるようになっているようです。このように、住宅メーカーや設計事務所などにおいては、計画や企画、デザインなどの女性の感性が求められるようになり、様々な職場で活躍するようになっています、

 

資格合格者にも女性の占める割合が増えてきている

 今では建築士資格の合格者を見ても、女性が5分の1~4分の1を占めており、今後、建築の業界では、女性建築士が各地で増えるようになると言われています。

 

 最近は女性が設計する住宅も多くなり、キッチンやインテリアなどは、女性ならでは特徴が現れた住宅が評判となっています。そのことから、主婦や子育ての経験を活かした設計をする女性建築士の人気が上昇しています。また最近では、著名な女性建築家も見られるようなってきています。

 

女性建築士の活躍の場が増えている

 かつては女性の場合、二級建築士の取得を目指すのが一般的でした。しかし近年では、大学の建築学科を卒業し、ゼネコンや設計事務所で働く女性が増えています。

 

 今では、一級建築士の資格をもつ女性も普通になり、大きな建築物の設計や工事監理に携わる女性建築士も増えてます。また、現場においても女性が活躍するようになり、ビルやマンションの現場監督や施工管理を行なう女性建築士も見られるようになっています。

 

 日本建築士会などでは、女性だけの委員会をつくるなど、女性の活躍の場をさらに広げようという動きもあります。女性建築士の活躍とともに、今後は女性建築士の転職も多くなると言われています。

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本記事は2015/10/29の情報で、内容は建築士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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