建材メーカーや官公庁なら土日休みが基本
建築士の休日は職場・職種によって異なってきますが、ここでは職場別に休日事情を見ていきましょう。
まず設計事務所ですが、繁忙期になると定時で退社することができず、土曜日の出勤も多くなります。また、さらに忙しい職場になると、徹夜で作業をするといった過酷な業務を行なうこともあります。
現場監督の場合は、業者が土曜日や日曜日に作業を行なうことがあるため、土日出勤も多い傾向にあります。また忙しくなると、作業が完了するまで休日がなくなることもよくあります。
そして、いま人気の住宅メーカーでは水曜日に休む会社が多く、土曜日などに出勤を行なうことが一般的です。住宅メーカーでは、建築士でも技術営業を行なうということがあるので、どうしても土曜日や日曜日に営業を行なうというところが見られます。
このように、建設業界はあまり定時の退社や土曜日、日曜日に安定して休めるような職種は少ないとされています。しかし、行政や教育業界、現場に出向くことが少ない建材メーカーなどでは、土曜日、日曜日に休むことができます。
建築士として土曜日、日曜日に休める仕事を希望する場合、建材メーカーなどの一般企業や官公庁などに勤めることが良いとされています。
本記事は2015/10/29の情報で、内容は建築士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。