携帯ショップ店員を辞めたい(よくある転職理由や職場のストレスなど)

業界:携帯電話販売代理店

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こちらのページでは携帯ショップスタッフのやりがいや魅力について見ていきましたが、もちろん携帯ショップにもネガティブな側面はあります。このページでは、携帯ショップにおける代表的な転職理由やストレスについて解説していきます。転職後に「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、一通り目を通しておきましょう。

 

 

携帯ショップ店員に多い転職理由は?

携帯ショップスタッフが転職を考える理由は大きく分けて二つあります。一つが「精神的な理由」で、もう一つが「金銭面などの雇用条件的な理由」です。ここでは、それぞれ詳しく見ていきます。

 

精神的な理由で辞めたい・転職を考えるパターン

 

①、接客に対する疲れ

まず精神的に参る原因の一つとして、「接客への疲れ」が挙げられます。多い店舗では1日に10人以上の人と話す事になるので、それに対して疲弊してしまう人も一定数います。

 

さらに、ただ接客するだけではなく「実績を追い求めなければいけない」事がさらに拍車をかける事になります。特に最近は携帯電話の販売のみではなく、インターネット回線やクレジットカード、さらには電力の小売など販売する商材は増える一方です。それぞれ個別に目標の数字がありますから、接客をしながらその実績を追い求める事に疲弊する方もいます。

 

また、顧客の心無い言葉に傷ついて転職していってしまうスタッフも中にはいます。特に多いのはスマホアプリの操作方法やデータ移行です。本来キャリアが作成していないアプリやそのデータに関して、携帯ショップスタッフは全く知識がなくてもおかしくはありません。しかし顧客からすると「スマホに関する事は答えられて当然」という認識なので、知識がない事を伝えた時に勉強不足であると叱責を受ける事も多数あるのが事実です。

 

②、未経験の新人に対する教育が不十分

特に教育体制の整っていない代理店では、「新人が教育途中に転職してしまった」という事も珍しくありません。携帯ショップスタッフは常に人手不足で、教育担当のスタッフも接客と兼務しながら教育する事になります。教育担当のスタッフが接客をしている間、新人スタッフが「2時間ほど放置されて何もする事がなく辛かった」というようなケースもあります。

 

ショップスタッフの仕事は顧客の個人情報や免許証・クレジットカードを手続きで取り扱うのでミスは禁物です。しかし人間というのは失敗するものですし、みんな失敗から学んで成長するものです。「失敗しないと学べないのに、失敗するとお店にとっては大事なので現場に立たせてもらえない」という状況がさらに携帯ショップスタッフの教育を困難にしています。

 

③、人間関係のトラブル

携帯ショップスタッフは人間関係でトラブルを抱えている人も少なくありません。基本的に実績・成果に対して厳しい代理店が多いので、職場の雰囲気は常にピリピリしています。

 

また、お局問題が発生しやすいという特徴もあります。携帯業界では「コンプライアンス的にやってはいけない」事が多いのですが、お局になってしまうスタッフは「ルールに対して歪んだ解釈の仕方をし、周りに押し付ける」行動を取ってしまいます。ただでさえルールが多い中、さらに自己ルールを追加してしまうわけですから、その「閉塞感」に嫌気がさしてしまう人も少なくありません。

 

金銭面・雇用条件面を理由に転職するパターン

 

①、報酬アップが望めない

携帯ショップスタッフは「望めば誰でも就ける職業」の中では賃金は高い職場と言えます。それでも年収で言うと300万円を切る方が大半なので、金銭的な理由で転職を考える人も多くなっています。

 

中にはインセンティブ制度を設けて、販売に応じて報酬を上げてくれる会社もあります。しかし、インセンティブの単価は1件契約して○百円など大抵低いので、コツコツ積み上げていく努力が必要になります。大抵の場合月極での評価なので、毎月イチからリセットして繰り返すことに疲弊してしまう人も少なくありません。

 

②、同じ仕事でも転職するだけで報酬があがることがある

携帯ショップスタッフの仕事の内容は、全国どこでもほぼ同じです。しかし、雇用される代理店によって条件はまったく異なります。例えば、現在の雇用先では残業代がでないが、同業他社へ転職するだけで出るようになったというケースも多数あります。こういった待遇の改善を求めて同業者へ転職する方も少なくないのです。

 

携帯ショップ店員によくあるストレスや大変なこと

ここでは携帯ショップ店員が仕事をしていくうえで感じる代表的なストレスについて説明していきます。

 

「誰でもできる仕事」自体に自信が持てない

携帯ショップスタッフは決して簡単な仕事ではありません。しかし同時に、業界未経験の誰でも就くことのできる職業でもあります。

 

携帯ショップスタッフになるのに、高卒以上の学歴はいりません。また、特別な資格も必要ありません。いるのは「多少のスマートフォンに関する知識」と「最低限接客業ができるだけのコミュニケーションスキル」です。現実的に、高校を卒業したばかりの新卒者から、30歳を過ぎて業界未経験の転職者まで様々な人が携帯販売業界に入って来ます。

 

自分がベテランになった時に感じるのが、「どれだけ自分がこだわりを持ってやっていても、職業に対する評価は『誰でもできる仕事』から変わらないんだ」ということです。こういったストレスを抱えている方も少なくありません。

 

決まった時間に休憩に行けない・昼食を取れないことも

携帯ショップスタッフの一日のスケジュールは、お客さん次第で変わります。自分宛てのお客さんが多い日は、「自分だけ休憩に行けなかった」ということも少なくありません。企業規模の大きな代理店であれば、休憩時間も仕事をしたとみなして残業代を支給してくれるところもあるでしょう。

 

しかし、企業規模の小さな販売代理店ではその働いた時間を全く考慮してくれないケースもあります。申し訳程度に「昨日休憩行けなかったから今日は一番初めに休憩に行っていいですよ」と言われることもありますが、その日も忙しかった場合は二日連続休憩に行けないということもあります。

 

そのお客さんの相手が自分の給与の上昇に直結するものであればモチベーションはあるかもしれません。しかし、自分の給与の上昇に関係ない顧客で、なおかつ「対応したら自分の休憩がなくなる=残業代が出ないので減給と同じ」であれば、何をモチベーションに仕事をするべきか分からなくなってしまいます。

 

携帯ショップでよくあるクレームを知ろう

 

「説明された金額と違う!」というクレーム

携帯ショップスタッフが受けるクレームで一番多いのはこちらのケースです。「契約前に聞いた金額よりも高い請求が来た」とクレームが来ます。様々なパターンがありますが、代表的なものは以下の通りです。

 

  • 初回事務手数料の存在を説明していなかった。
  • 話の中でオプションを追加することになり、追加後の金額を改めて説明していなかった。
  • 割引の期間を説明していなく、いつまでも続くような印象を持たれてしまった。
  • 言葉の定義の違い。「無料です」と渡したが、無料なのは「機種代金」だけで利用料金は「有料」だった場合。

 

「説明したつもりが伝わっていなかった」全てのパターンにおいて原因は上の通りです。携帯電話の契約は複雑なので、ちゃんとお客さんに伝わっているかどうかは敏感に察知することが大切です。

 

データ移行に関するクレーム

特にスマートフォンに関しては、データ移行のクレームも多いです。ほとんどのキャリアで「電話帳の移行」は可能です。しかし、それ以外のデータが移せるかどうかはケースバイケースです。

 

<データ移行の仕組み>

 

電話帳データには共通の規格があります。「.vcf」というファイルです。この形式以外を利用している携帯電話はほとんど無いので、キャリア側も「.vcf」ファイルを移行する専用機器・アプリを開発しています。

 

しかし、この電話帳以外のデータに関しては規格の統合性があまり取れていません。特にiPhone←→android間のデータ移行では「移行してもちゃんと開けない・動作しない」ファイルも多く、データ移行が物理的に不可能というケースもあります。

 

さらに、最近はデータが保存されている場所が携帯本体ではなくクラウド上というケースも増えてきています。代表的なものはiCloudですが、モンストなどをはじめとしたゲームデータもクラウド上に保存されています。

 

このようなものはデータにアクセスすること自体に「ユーザー認証(IDとパスワードの照合)」が必要であり、そもそも携帯ショップスタッフのような第三者はアクセスできないようになっているのです。

 

 

上記のような理由があり、携帯ショップでのデータ移行は「できる場合とできない場合」があります。肝心なのは「できない理由をちゃんと説明できるか」です。相手に納得のいく形で理由が伝わらなければ、単純に「あのお店はしてくれた・このお店はしてくれない」という表面的な判断に繋がってしまいます。

 

最近は「自分がそのサービス(ゲーム)を利用していて、分かる範囲までならデータ移行の要望に応える」という店舗も出て来ています。それだけ顧客の要望が大きいという現れですが、個人情報なので取り扱いにはリスクが伴います。

 

「データ移行の取り扱いをしない」ことが必ずしも悪ではありません。しかし、顧客との距離感をどうとるか事前に店舗で話し合っておく必要があります。それがクレーム回避にもなります。

 

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本記事は2018/04/20の情報で、内容は携帯電話販売代理店での勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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