警備員の転職における志望動機は?

職業:警備員

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警備員の転職に多い志望動機はどのようなものか

目立つ職業・制服への憧れ

 きりっとした制服を身にまとった警備員の仕事は目立ちます。人が多く集まる所に警備員がいるからとも考えられます。警備員は商業施設や、オフィスビル、駅などの公共施設などでたくさん見かけます。警察官とよく似た制服を着用し、はっきりいって目立ちます。その目立つ様子や、制服姿に憧れて警備業界を目指す人も多いです。

 

 そんな警備員の仕事は昔から男性の職場でした。ところが最近女性警備員の姿をよく見かけるようになりました。まだ実際には女性の比率は5~6%程度ですが、男性の中に女性が一人いるだけで目立ちますし、目立つだけでなく華やかさも感じます。また、若い女性が多いのも事実です。可愛らしい女性が立っているとそれだけで華になります。そんな華やかさもあり、最近警備員の仕事に憧れる人が増えてきているようです。いきいきとして目立つ仕事というのが志望動機の一つになります。東京オリンピック・パラリンピックなど大きなイベントが控えているのでなおさらです。

 

人と関わる仕事がしたい

 上述の通り、警備員は目立つので、毎日多くの方に声をかけられます。制服姿で、道案内や施設の案内、迷子や拾得物対応などお客様との接点が多いので、「人と関わる仕事がしたい」と思い応募する人も多いです。また、施設の維持管理のために巡回や、交通誘導している時の様子を見て、警備員を目指すきっかけにする人も多いです。

 

結論が早く出る仕事である

 警備員の仕事はその瞬間が勝負になる仕事です。なぜならたくさんの人が集まる施設などの中で発生する事件や事故を予防し、いったん発生すれば初動対応を迫られる仕事だからです。言い換えると分単位、極論すれば秒単位の仕事なのです。従って仕事が長時間に及ぶことがありません。短時間勝負なので時間に追われるということがないのです。

 

 たとえば製造業なら納期が迫ってくれば気になりますが、そういった心配が警備員の仕事には無いのです。それが魅力でこの仕事に入ってくる人が結構います。この仕事の迅速さはたくさんの職種の中でも珍しく、志望の動機となります。

 

仲間たちと連携してお客様の安全を確保する

 警備員の仕事は物を作る仕事ではありません。お客様の満足を勝ち取ることが仕事です。警備員仲間や同じ職場で働く他の職種の人たちと連携して仕事を進めていきます。その仕事はお客様にケガがなく、また他のトラブルもなく買い物やイベントを楽しんで帰ってもらうことにあります。お客様の笑顔が仕事の仕上がりなのです。

 

 仕事の途中では不安も生じますが、最終的にお客様の笑顔を見れば、たとえ途中で嫌なことがあっても、たとえどれだけ疲れていても吹っ飛んでしまいます。それが警備員にとって何事にも代えられない喜びなのです。その喜びを感じるため、毎日警備員が立っているのです。そんな姿に憧れて警備員を目指す人もいます。

 

未経験でも社会に貢献できる

 転職活動において、どの業界や企業を目指すかという動機の1つに「社会での貢献度、重要度」が挙げられます。検察庁の犯罪情勢によると、平成27年度の刑法犯の認知件数は約109万件で、その半数が「窃盗」です。転職希望者の中には、連日のように全国で事件が報道されていることを知り、「警備業界は成長産業であり、自分にも活躍できるチャンスがあるのではないか」と期待する人も多いです。警備業界も、ますます高まる需要を背景に、盛んに求人募集をかけています。

 

 また、一部の大手企業を除き、警備業者の求人募集を見ると、「やる気があれば、学歴不問・業界未経験者可・現任教育などでフォローします」と書かれていることが多いです。警備業界を目指す人にとって、「やる気さえあれば、フォローもあり長く安定して働ける仕事」と思えるのが動機の1つになります。

 

就労場所や勤務時間などの条件面

 家族と同居している人にとって、「転勤が少ない」という条件は重要です。警備会社の面接を受ける際、大手企業の幹部候補生として採用された人は「転勤が多い」と説明を受けることが多いです。しかしそれ以外の場合は、転勤が少なく、派遣された現場が契約解除になったり、また警備員の配置転換を除き、同じ都道府県内または近隣の現場で働くことが多いです。

 

 また、特にハローワークの求人募集では、具体的な就労場所と勤務時間が明記されていることが多いです。例えば1ヵ月で24時間勤務を12日行うとすると、残りの18~19日は明けか公休です。求職者の考え方次第ですが、1ヵ月でこれほど自由になれる日があるのは魅力だと考える人は多いです。平日、土日祝の区別もあまりありませんので、一般の会社員がなかなかできない「平日昼間の用事」を済ますことができます。

 

 あくまで明けか公休の日ですが、市役所などでの手続き、子供がいる人は保育園や幼稚園、病院への送迎など、働きながら家族サービスを充実させられるのも魅力だと感じて志望する人がいます。

 

警備員の志望動機に関するまとめ

  • 制服姿で目立つ様子に憧れたり、人と関わって仕事がしたいということを志望動機に挙げる人もいる。
  • 仲間と連携してお客様の安全を確保することの魅力、社会貢献できる仕事であることを挙げるケースも。
  • 就業場所や勤務時間などの条件面を理由に志望するケースもある。

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本記事は2018/02/27の情報で、内容は警備員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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