年齢別のチャイルドマインダーの転職例(20代・30代・40代・50代)

職業:チャイルドマインダー

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目次

 

チャイルドマインダーの転職と年齢の関係

チャイルドマインダーに年齢は関係ない?

 チャイルドマインダーは、家庭的保育のスペシャリストです。子育て経験のある50代や60代、子育て中の20代~40代、子育て経験はないがチャイルドマインダーとなるために学んだ10代~様々な世代まで、とても幅広い年齢の方がチャレンジできる仕事です。

 

 何歳からでも始められる仕事ではありますが、その年齢によって働きやすさの違いは出てきます。経験、体力、時間的制限、自宅と職場の距離など、人によって働きやすさは違ってきますし、依頼される内容もその都度様々です。保育の仕事に従事する場合、その活躍の場は幅広いので、年齢や条件に合った働き方を見つけていくことが大切です。

 

若い世代がチャイルドマインダーを始める場合のメリット

 10代で若く体力はあるが、人生経験が浅く、子どもの扱いにまだまだ経験が必要な人にとっては、保育所などの集団保育の現場に身を置き、経験者の傍らで学びながら保育者としてのキャリアを積んでいくことはとても良い選択です。一方で、ベビーシッターのように訪問型で家庭的保育に従事することも、もちろん可能です。

 

 時間的に融通の利きやすい10代・20代の若い世代のチャイルドマインダーへのニーズは多くあります。依頼者の希望によって長時間にわたってしまう場合もあり、深夜の保育をなどを行わなければならない場合もありますが、若いチャイルドマインダーであれば、時間的・体力的に請け負えるというメリットはあります。

 

保育園など集団保育の現場が求める年齢層は?

 保育園などの集団保育の現場で働く人材には、本当に幅広い年齢層の人がいます。また、働き始める年齢も人それぞれであり、10代~60代までいます。採用する側は、年齢だけで採用の可否を判断するわけではなく、幼い子どもを相手にする保育の仕事ですから、まずは第一に人柄、そして経験や今まで学んできたことを重視して採用します。

 

20代のチャイルドマインダーの転職例

 

子ども服売り場の店員からチャイルドマインダーへ(22歳・女性)

 地元の県立高校を卒業してから、子ども服メーカーへ就職しました。研修を終え、総務部にしばらく勤務したあと、県庁所在地にある百貨店の子供服売り場へ配属され、販売員として勤務しました。元々洋服が好きでアパレル業界に関心があったために志望した会社でしたが、売り場に来る親子連れのお客様に接するうちに、親御さんからご自分の子どもたちのお話を聞かせていただく機会も増えました。そうするうち、自分たちの売る洋服を着た子どもたちの将来に影響を与えられる仕事もすてきだなと考えるようになり、子どもの教育にも興味が出てきました。

 

 最初は幼稚園への転職なども考えたのですが、保育士の資格取得のことを調べるうちにチャイルドマインダーのことを知り、勉強を始めました。チャイルドマインダーの資格を取ってから売り場の仕事も継続して続けてきましたが、保育業界への転職を考え、近隣の保育施設の求人を探し、現在は保育の仕事に就いています。

 

 

スポーツジムのインストラクターからチャイルドマインダーへ(25歳・女性)

 体育大学で体育学を専攻し、小学校の保健体育の教員免許も取りました。卒業後は小学校の教員になる選択肢もあったのですが、体を動かすことが好きだったので、スポーツジムに就職し、インストラクターとなりました。

 

 ジムでは小学生のクラスを担当し、慌ただしい日々を過ごしていましたが、あるとき、在学中にアルバイトで勤めた保育施設のことと、そこで日々大きくなっていく子どもたちに接して感じた楽しさを思い出しました。そしてだんだん、小学生を相手にした仕事よりも、より小さい子どもを預かる仕事に進みたいという気持ちが強くなり、改めて保育の勉強を始めました。そのときチャイルドマインダーのことを知り、講座を受講して資格を取りました。将来は自分で開業することもできますので、これからの時代に合った仕事だと思っています。

 

 

テーマパークのダンサーからチャイルドマインダーへ(27歳・女性)

 高校を卒業したのち、ダンスの専門学校に進みました。友達とヒップホップダンスのユニットを組んでコンテストに出場したりして、大勢の人の前で踊ることの楽しさを知り、さらに深く学びたいと思ったためです。将来はダンスの道で食べていけたらと思っており、専門学校を卒業するとき、できればアメリカに留学して本場のダンスを吸収したいと思いましたが、もっと地力をつけてからと思って応募したのが、テーマパークのダンスチームの仕事でした。

 

 先に勤めていた学校の先輩から誘われたこともあって決めたのですが、とてもハードな毎日でした。施設内で一日に数回行われるダンスショーで踊るのが私の仕事でした。踊るのは外で、少々の雨ぐらいでは休めませんし、何より来場されたお客様たちに元気を届ける仕事です。また、常にテーマパークの求める水準をクリアしないといけないので、とても大変でした。そんななか救いとなったのが、観客の子どもたちでした。私のダンスを食い入るように見つめ、笑顔になる子どもたちを見て、この子たちにダンスを教えられたらと思うようになりました。

 

 今から保育士や教員免許を取るのは難しいと思いましたが、自分なりに情報を集めるなかでたどり着いたのがチャイルドマインダーの仕事で、これなら働きながらでも学べると思って始めました。資格を手にした今では、念願の保育の現場で子どもたちに囲まれながら、懸命に取り組む毎日です。

 

 

30代のチャイルドマインダーの転職例

 

看護師からチャイルドマインダーへ(31歳・女性)

 県立高校を卒業してから、都内の看護専門学校に入学しました。看護師になろうと思ったのは、中学生のときに一時期体を壊して長期入院したことがあり、担当してくれた看護師さんがとてもいい方だったからです。私の学校のことや生活のことなど親身になってくれて、退院してからもいい相談相手になってくれました。その人のようになりたいと思い、医療の現場の仕事にもやりがいを感じて、正看護師の資格を取りました。

 

 大学病院に就職して配属されたのが小児病棟で、患者としてやってくるたくさんの子どもたちと知り合い、いろいろと教えられました。そんななかで印象的だったのは、療養生活にあっても子どもたちは常に何かを発見したり学んだりすることを欲しているということであり、新しいことを見つけたときの目の輝きや好きなことに熱中する姿でした。

 

 そういう子どもたちに接するうち、彼らの学びをサポートするのも面白いと思うようになり、保育士の資格を持つ友人からチャイルドマインダーという仕事があることを教えられました。そして、自分も小さい子どもたちと一緒に成長できたらと思い、改めて勉強を始めました。のちに、その友人とともにチャイルドマインダーとして開業しました。小児病棟の看護師の経験もあるということで、親御さんたちも安心して子どもたちを預けてくれます。毎日、看護師時代と同じくらいの充実感を味わっています。

 

 

一般企業の事務職からチャイルドマインダーへ(33歳・女性)

 新卒で大手機械メーカーに入社し、総務や営業企画本部で約10年、忙しくも楽しい日々を過ごしてきました。会社は社員の結婚や出産にも理解があり、社内保育施設なども早くから導入していました。同じ部署の女性の先輩もお子さんを預けていました。

 

 忙しくて毎日を消耗しながら過ごしているように感じていたとき、お昼休みに先輩と一緒に顔を見に行って、そこにいた子どもたちの笑顔や泣き顔に、ちぢこまっていた心がほぐれていくのを感じました。自分は子どもが好きだったんだと思いました。それ以来、まったく視野になかった親子市場向けの商品企画を提案したりするようになりました。その過程で子どもの教育にも関心が出てきて、チャイルドマインダーのことを知りました。勉強して資格を取ってからは、夫の理解もあって退職し、今は別の業界の会社の社内保育施設に勤めています。

 

 

出版社の編集者からチャイルドマインダーへ(37歳・女性)

 業界紙の編集の仕事に就いたのを始めとして、20代半ばで中堅どころの出版社に入りました。子ども向けの書籍を出している出版社で、小さい子どもを持つ親向けの雑誌も出していました。自分から志願してその雑誌の編集部に入れてもらい、働きました。ときには一般の親子を取材することもあって、楽しく仕事をさせてもらったのですが、そうするうちに、「毎日子どもたちと触れ合いたい。直接子どもたちの心の成長にかかわるようになりたい」という思いが強くなりました。

 

 自分なりに調べるうち、“幼児教育”という、今までとはかけ離れた仕事に携わる自分がイメージできるようになり、保育士はハードルが高く感じられましたので、まずはチャイルドマインダーの資格を取ろうと思いました。検定に受かってから、出版社を退職し、ある託児施設に入社しました。初めのうちは戸惑うことも多く大変でしたが、子どもたちはとてもかわいく、毎日が楽しいです。もっと現場での経験を積んで、「あの先生がいるから行きたい」と思ってもらえるようになりたいと頑張っています。

 

 

40代のチャイルドマインダーの転職例

 

航空会社社員からチャイルドマインダーへ(41歳・女性)

国内航空会社に約18年間勤務しました。グランドスタッフと呼ばれる空港での地上勤務や本社での総務、新人研修などを担当したのち、結婚・出産を経て、少しブランクはありましたが復職もしました。仕事に復帰したときは本社勤務だったのですが、ありがたかったのは、家の近くに評判のよい保育施設があったことでした。夫と共働きでしたので、信頼できるところに娘を置いておけることはとても心強かったのです。

 

 その施設にいらした先生は経験豊富なベテランの方で、娘もよくなつき、子育てのアドバイスもたくさん頂くことができました。その先生のお仕事ぶりを拝見して、保育の仕事もいいなと思いました。その後、夫が転職して時間に余裕ができ、娘も中学生になったのを機に、自分を試してみたくなり、チャイルドマインダーの存在を知って資格の取得に挑みました。今は自宅近くの保育園に職を得て、常勤で働いています。近い将来、保育士の資格も取り、娘が大学に入る頃には、更なるチャレンジとして自分で開業することも考えています。

 

 

専業主婦からチャイルドマインダーへ(44歳・女性)

 25歳のときに大学の同級生だった夫と結婚しました。それから3年経って長男が生まれたのを機に、勤めていた商社から育児休暇を頂いて、しばらく子育てに専念しました。そのときに子どもを通わせていた幼稚園の先生方が園長先生をはじめとしていい方ばかりで、保護者として行事のお手伝いなどをさせて頂くうちに好感を持ちました。その後、仕事に復帰し、約15勤めたのちに退職しました。その後は息子の学業や夫の単身赴任などもあって主婦業に専念していましたが、息子は志望した高校に入り、夫も本社勤務に戻ったこともあり、自分としてもまた仕事をしてみたいという思いが湧いてきました。

 

 そんなとき、保育の仕事はどうかと思ったのです。まず思い浮かんだのが幼稚園の先生で、保育士や幼稚園教員の資格試験のことを調べるうちにチャイルドマインダーの仕事を知りました。それまでまったく知らずにきましたが、講座に通うのも楽しそうでしたし、保育士の資格を独学で取ることに比べて、今から始めるのに良さそうに思えましたので、学び始めました。長年興味のあった分野でしたので、夫や息子の理解のおかげで、楽しく学ぶことができました。資格を取ってからしばらくして、幸運にも以前の勤務先の企業に数年前開設された社内保育所にご縁があって行くようになり、今度は同じ会社にチャイルドマインダーとして通っています。

 

 

幼稚園教諭からチャイルドマインダーへ(46歳・女性)

 四年制大学で幼児教育を学び、卒業したあとは、自宅から少し離れたところにある幼稚園に就職することができました。そこで30歳になるまで働きました。海外の保育事情については大学時代にも少し学んでいましたが、勤めていた園でもご両親が外国籍の子どもが入園してくるようになりました。そういう子どもたちに接して働くうち、日本だけではなく外国の保育の現場についてあらためて知りたくなり、語学の心得もあったため、単身ヨーロッパに渡ってイギリスやフランスの幼稚園でも働きました。

 

 そこで知ったのがチャイルドマインダーの仕事で、帰国してから資格を取りました。そしてまた別の幼稚園で働きましたが、40代も半ばとなり、若い教諭への指導や園の運営のほうに労力を割くことが多くなっていきました。ここから先、さらに勤め続けたとしても、次は副園長か園長になるしかなく、自分としてはあくまで一教諭として現場にいたいという気持ちがありましたので、独立開業することを決めました。保育スペースに使える広めの部屋を備えた家を借りることができ、そこを保育施設として開設しました。小規模ながら利用して下さる方も増え、充実した日々を過ごしています。

 

 

50代のチャイルドマインダーの転職例

 

幼児向け英会話教室講師からチャイルドマインダーへ(52歳・女性)

 幼いころ、父の仕事の都合によりアメリカで過ごしました。帰国してからは得意の英語を活かした仕事に就こうと思い、英語教育の教材を作っている会社に入社して働きました。アメリカ人の夫と結婚してからはアメリカと日本を行ったり来たりしながら暮らしていましたが、語学教育に携わった経験からできる仕事をしたいと思い、30代半ばで東京にある幼児向けの英会話教室の講師の職を得ました。その会社は全国規模で英会話教室を展開しており、40代になるとエリアマネージャーを任されるまでになりましたが、このまま管理職を続けるよりは原点に戻って子どもたちに向き合いたいと思うようになりました。

 

 チャイルドマインダーのことは以前から知っていました。教育ビジネスに携わってきたものの、教育や保育に関わる資格を持っていなかった私は、これを機に勉強し直してみたいと思い、仕事をしながら資格の勉強を始めました。今までの経験を活かしつつ、自分のペースで保育を行うことができるのも、チャイルドマインダーの良いところです。今はインターナショナルスクールの幼児クラスの保育補助として、平日に働いています。

 

 

学童指導員からチャイルドマインダーへ(55歳・女性)

 息子が高校に進学して手が離れてから、小学校の学童保育で指導員を務めていました。学童では遅くまで親御さんが働いていて、日中は家に帰ってもひとりになってしまう子が多いため、その子たちが安らげるような居心地のよい空間を作ってあげようと、他の指導員とともに努力してきました。ときには学校の先生方と連絡を取り合うことも多くありました。学童は小学校1年生から6年生までの子どもを預かる施設ですが、同じ立場に置かれているもっと小さい子たちも地域には大勢います。小学生に加えて、そういった小さい子たちの役に立つことはできないかといつも考えていました。

 

 小学校に上がるまでの幼児たちがそれにあたりますが、共働きの家の子やシングルマザー、シングルファーザーのお子さんも多く、預かり時間の決まっている学童や町の保育園よりももっと柔軟に、地域の子どもたちの居場所を作ってあげたいと、チャイルドマインダーの資格を取りました。学びを通じて同じ志を持つ方たちと知り合うことができ、今は学童を辞めて、チャイルドマインダーとして開業した人のもとで働いています。

 

 

保育士からチャイルドマインダーへ(56歳・女性)

 長年、保育士として保育園で働いてきました。20代の半ばからですので、もう30年ほどになります。その間、いくつかの園に勤めましたが、今勤務している保育園は歴史もあり、地域の人に親しまれている保育園で、園長先生のお人柄にも惹かれるところがありましたので、今までで一番長く勤めています。かつての卒園生で、お子さんやお孫さんを通わせている方も少なくありません。私も園長代行という立場で地域の集まりなどに代わりに出席することもあり、若い保育士たちの指導も任されておりますので、自分なりに責任を全うしようと頑張ってきました。

 

 しかしさすがに、一週間ほぼ毎日出勤して元気な子どもたちに触れあうのは体力的に少し大変になり始めてきました。ほんの少しペースを落として、自分がベストと思う保育をしてみたい、そう考えるようになりました。チャイルドマインダーのことは以前から知ってはいましたが、現在の自分の望むペースで保育を行うためには、チャイルドマインダーとして開業するのが近道だと思いました。園長に意思を告げて慰留されたこともあり、まだ保育園に勤めてはいますが、ゆくゆくは若い保育士たちに後を譲り、自分はチャイルドマインダーとして開業すべく、準備を進めています。

 

本記事は2018/01/31の情報で、内容はチャイルドマインダーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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