男性・女性音楽療法士の勤務事情

職業:音楽療法士

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音楽療法士は9割以上は女性!?

 現在、日本にいる音楽療法士のほとんどは女性です。男性の音楽療法士は数%に留まります。音楽療法士が安定した職業として位置づけられていないこともあり、家族を養ったり、ある程度の収入を得たいと考えた時に男性にとって音楽療法士という職業が選択肢から外れてしまうということが理由の一つとして考えられます。

 

 しかし、仕事に就くにあたって、男性と女性のどちらが有利とか不利ということではありません。異性と関わる方が好きだという人もいれば、同性と関わる人が気持ちが楽という人もいます。要するに、性別というよりも、「音楽療法士」という療法士自身のキャラクターが重要になってくるのです。

 

結婚・出産後も働く療法士も多い

 上記で音楽療法士は女性の方が多いという点に言及しましたが、女性が多いということは「結婚・出産」なども関係してきます。もちろん、第一に考えたいのはクライアントのことですので、安易な判断でセッションを受け入れたり中断したりするのは良くありませんが、結婚や出産などに伴いどうしても都合が悪くなるのであれば、次の療法士を探しゆっくり産休や育休をとることあるでしょう。常勤として活動している療法士の産休や育休は勤務先の規定によりますので、就職前、あるいは結婚や出産の予定ができた時に、それらの制度を確認してみましょう。

 

 音楽療法士という職業は資格の更新さえしていれば、定年等関係なくずっと働ける仕事ですので、子どもがある程度大きくなってから、もしくは、結婚・出産に限らず身近な人の介護等の場合も同様に、自身のタイミングで復職することは十分可能です。

 

男性音楽療法士の勤務事情

 男性は、ギターやバンド活動をきっかけに音楽を始めたという人も多く、ギターをメインに音楽療法をしている療法士もいます。ギター演奏に関して、「手が大きくないと弾けない」とか「痛くて弦を押さえられない」とハードルを高く感じている女性療法士は意外に多いのですが、しかし実際の現場ではフォークソングやベッドサイドでの演奏など、ギターが必要とされたりギターが活躍する場面は意外と多く、そのような際に比較的ギターに親しみのある傾向にある男性療法士の活躍が期待できます。もちろん、ギターだけでなく他の楽器であっても、男性療法士でも十分に活躍できます。

 

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本記事は2017/12/11の情報で、内容は音楽療法士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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