ペットショップ
動物を扱っているペットショップには、近年トリマーを常駐させているところも増えています。常にペットを魅力的な状態にしておけるトリマーがいることで、より販売促進になり、それ自体が広告のような役割になるからです。実際にペットを飼いたい方は「こういう生活をしたい」と思いながら訪れることが多いです。そういう人に、ペットのオシャレの魅力を伝える役割を持っているのもトリマーです。
そういうトレンドもあって、トリマーの採用先としては、近年ペットショップがとても多いです。特に大型チェーンのペットショップや大型複合施設に含まれるペットショップで活躍するトリマーもとても多くなっています。その場合、ペットのトリミングや仕上げなどスタイリング関連だけではなく、ペットの販売促進や関連商品の販売なども請け負うことが多いです。
ペットサロン
日本全国に増加しているのがペットサロンです。オシャレなペットサロンから実用的なペットサロンまで、近年はその店舗もとても多くなっています。そんな中、やはりそのペットサロンを支えるトリマーは重宝されているのです。特にセンスが良かったり、技術があったり、経験が豊富だったりするトリマーは重宝されます。ペットショップなどに比べて、ペットのトータルケアを担う仕事となるので、より専門性を求められます。
仕事内容はそれぞれのペットサロンによって異なるのですが、スタイリングだけではなくリラクゼーションなどを提供する店もあります。どこで働くかを自分で決めて、そのサロンがどのような特徴なのかも知っておくことが必要です。近年は採用先としても安定していて、将来的にずっとトリマーをやっていきたい方は、ペットサロンは主要な候補の1つになるでしょう。
動物病院
動物病院でもトリマーを採用していることがあります。動物病院では本来、動物の体調管理や健康促進をおこなうことがメインです。しかし、動物病院ではトリミングを重要視しているところも多く、それがペットの健康に繋がると考えているところもあります。
そういう動物病院で働くトリマーは、動物の体調変化を察知しそれを獣医師に伝える役目も持っています。動物に毎日触れるという特徴を活かし体調変化にも気付きやすいからこそ重宝されるのです。動物の仕上げだけではなく、健康管理もしたい方は動物病院への就職は候補の1つになるでしょう。
本記事は2017/11/30の情報で、内容はトリマーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。