理容師のアルバイト・パート・派遣の求人事情

職業:理容師

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理容師のアルバイトやパート

 理容師といえば親が経営する理容室の後継ぎで経営を続ける事例のような「後継者が理容師免許を所得する」のが通例でしたが、最近では1000円カットなどと言われる安いカットのみの理容室などの登場により情勢が変わってきています。これらは、理容師や美容師の再就職の受け皿になっており、正社員ではなくアルバイトで活躍する人もいます。理容師の働き方が多様化してきたとも言えます。

 

 一方で地方を中心にこのところ増えてきたのが、新興都市駅前や大型商業施設内で運営する、大型理容室チェーンの登場です。こうした事業形態は、正社員募集という形ではなく、その地方店舗ごとに採用する、臨時社員扱いで、年齢60歳までを上限に募集をかけているところがあります。その数は多くはありませんが、店舗チェーンの宣伝効果と大型店舗ということもあり、比較的給与も高く、それに歩合を設定した形で求人サイトなどで求人を出しています。

 

理容師の派遣社員はどのようなもの?

 理容師業界では、インターネット登録型の派遣社員に近い雇用形態も存在しています。これらの背景には理容室需要の減少があります。正社員などで雇用するほどの需要はないがスポットで入ってくれる人が欲しいなど、その店舗の需要に合わせて理容師を派遣するといった形で雇用が生まれています。デメリットは、顧客数に応じて求人が発生するので、非常に勤務も不定期になることです。

 

 一例を紹介すると「日東理容師・美容師紹介所」というサービスがありますが、ここでは派遣紹介も含む人材紹介を行っています。サイトを見ると昭和27年の創業ですので随分前から派遣事業をやっていることが伺えます。過去に10,000件以上の紹介実績があるとのことですし、日雇いの派遣なども紹介していますので、今でも派遣の需要はなくはないのでしょう。

 

 理容師は、誰でも無資格で出来る職業ではなく、理容師免許所得が条件ですので、アルバイト、パート、派遣社員でも十分に活躍が可能です。業界の変化に伴い雇用形態そのものが多様化してきているのが現状です。

 

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本記事は2017/11/15の情報で、内容は理容師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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