理容師専門学校への通学と通信講座の違い

職業:理容師

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理容師専門学校の昼間課程について

 理容師専門学校の昼間課程は、履修期間2年間となっており、厚生労働省指定の科目を履修し、実習と知識両方で学びます。最近ではホスピタリティを重視した理容師の教育に力を入れている養成校も多いです。実技では国家試験対策の他に、より美容に通じるヘアカットやシェービング、ネイルケア、フェイシャルケアも含まれる場合があります。理容マッサージ、ヘッドスパなどがある場合もあります。

 

 各専門学校で、大卒や高卒などの受験資格を設けている場合が多いです。エントリーは1月から、願書受付は10月からが多いです。試験は無く、書類選考と面接のみが多いです。AO入学、推薦入学などもあり、一般入学は書類選考と面接以外に簡単な筆記試験も採用するところがあります。学費は一概には言えませんが、入学金12万前後、諸経費合わせて17万~20万円、毎月14万~16万前後で受験前に強化履修などで月20万円になるケースもあります。

 

 現状では全国で理容師の夜間課程を実施する養成校は少ないのが現状です。やはり夕方から数時間の履修で、3年で受験するのはハードルが高いのかもしれません。

 

通信講座について

 通信課程は、3年間の通信講座に加えて年2回計6回のスクーリング(面接授業)などで履修が終わり、受験資格を得られるようになっています。最終学歴が中学の場合、理容師講習とは別途で、現代社会、化学、保健の受講などが義務となっており、受験資格が得られます。

 

 通信講座の場合は、養成校から教科書と課題配本を受け取り、指定期日までに課題のレポートを提出し、コンピューターによる採点と記録を行い、面接授業(スクリーニング)を年2回、計6回を受けて国家試験を筆記試験、実技試験両方を受験することになります。通信課程の場合の実技は、既定の期間養成校に登校し、スクリーニングで受講して学ぶことになります。

 

どちらを選べばいいの?

 短期間で理容師になるには、やはり昼間課程がベストで、独学で自分で理容師の免許所得後に自ら修業等の実技を磨くつもりなら、通信講座でも問題はありません。通信講座の3年間という期間を利用し、様々な理容室などを利用して技術を学んだり、独学でヘアスタイルを勉強するのも1つの手段です。

 

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本記事は2017/11/15の情報で、内容は理容師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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