理容師の方が転職時に書いた実際の履歴書をもとに、注意点を解説していきます。
雑貨販売員(在職中)から理容師への転職を希望する25歳Aさん(女性)
平成25年に理容師の専門学校を卒業し、平成25年4月に海外雑貨を取り扱うお店で販売員として就職。接客や商品のレイアウトなど、店内業務のすべてを行ってきました。4年勤務したあとにやはり理容師として活躍したいと考え、異業種に応募する事例です。
①免許・資格
平成25年3月 理容師免許 取得
②特技・趣味・得意科目など
実際の文章
「子供の頃から手先が器用で、アクセサリーや洋服などを手作りすることを趣味としています。成人式には友人に頼まれ、ヘアアレンジやメイクを行ったりもしました。現在も家族の散髪やヘアメイクは私の仕事になっています。」
- 履歴書においては趣味や特技欄も、自分をアピールするための重要な項目です。理容師は髪を切るだけではなく、シェービングや整髪なども仕事内容に含まれます。特技や趣味の中で仕事に関連しそうな事柄があれば、具体的なエピソードに絡めて記入しましょう。
③志望動機
実際の文章
「私は人に喜んでもらうことが好きで、雑貨の販売スタッフとして4年間、接客業務に従事してきましたが、やはり学生時代に学んだ理容師としての資格を活かして働きたいと考えるようになり、この度志望致しました。接客を通して培ってきたコミュニケーション能力を活かし、また日々技術を磨きながら、お客様に満足していただけるような理容師を目指して行きたいです。」
- 理容師は髪を切るのが仕事ですが、当然接客の質も求められる職業です。ただ興味があるから、髪を切るのが好きだからという理由だけではなく、お客さんのために頑張りたいという気持ちを大切に、どのような理容師になりたいのか目標をしっかり定めましょう。
④本人希望記入欄
実際の文章
「特にありません。」
- 理容室は火曜定休の店が多いですが、例えば大型スーパー内にある店舗の場合など、シフト制で働くことも考えられます。できれば柔軟に対応したいところですが、後から食い違いが起こらないよう希望があれば記入しましょう。なければ特にありませんと書いておきます。
本記事は2017/11/14の情報で、内容は理容師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。