土地家屋調査士の1日の流れ

職業:土地家屋調査士

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朝一番に業務の行程を必ず確認

 土地家屋調査士の仕事はどんな一日になるのでしょうか。土地家屋調査士は、天気がとても影響する仕事なので行程をきっちりとたてることがまずとても重要です。

 

 一定規模の土地家屋調査士の事務所であれば朝礼があります。朝礼といっても殆どが業務の行程を確認する場面です。毎日行わない事務所でも必ず週の初めなどには行程を確認をし順序良く業務をこなせるようにします。登記申請の進捗状況、確定測量中の隣接地との折衝状況、新規案件の現場行程状況などを確認します。

 

 業務に取り掛かってから行程が長引く案件も多数あります。またその反対で難しい案件だと考えられていた業務がスムーズに流れる場合もあります。いずれにしろ依頼者にとって最も利益にある方法で処理することが大切なので、業務行程確認は不可欠な作業です。

 

晴れの日は測量、雨の日は役所周りなど

 平日だけ開所している官公庁、晴れの日にしか行えない測量の現場、これらをスムーズにこなすために晴れている日はとにかく現場の測量や立ち合い作業をこなしていきます。

 

 測量は自所だけのスケジュールで行えますが、官公庁、特に法務局の実地調査は午前中になる場合が多く、うまくスケジュールを調整してこなしていきます。小さい案件になると法務局の調査をしてからその足で現場の測量を行うというスケジュールもこなします。案件がたまってくると何度も現地に出向くことが大変な時間のロスにつながってしまうからです。暗くなると測量ができなくなるので、夕方までに測り終え帰所してから図面化するという事も珍しくありません。

 

 官公庁への調査、現場での測量や立ち合い、境界標の設置、内業、登記申請の準備これらを毎日効率よくこなすことでいくつもの案件を取り扱える土地家屋調査士になれます。

 

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本記事は2017/10/24の情報で、内容は土地家屋調査士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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