指先の圧迫痛・腱鞘炎や腰痛など
リフレクソロジストを最も悩ませているのは、指先の圧迫痛・腱鞘炎や腰痛です。新人のうちや施術回数が多かった日には、酷使した腕・指への負担はとても大きいです。
指先の圧迫痛は、まだリフレクソロジストとしての指が出来上がっていないので仕方のないことで、経験を積めば痛くなくなるものです。しかし腱鞘炎や腰痛などは、力の使い方を間違ったまま施術をしていると起こります。そしてそれを続けていると、痛みはどんどん悪化して仕事はおろか日常生活にまで影響が出てしまいます。
よく新人リフレクソロジストが腱鞘炎を隠し続けているうちに満足な施術ができなくなりお客様からクレームを受けて、モチベーションも下がって結局退職をしてしまうというケースがあります。腱鞘炎になる前に、一日働いた終わりにはストレッチで体の筋肉をしっかりほぐしケアすることが大切です。そして、腱鞘炎を感じたら施術の仕方が間違っていないか技術を見直すことも必要です。
さらに、指名予約の多いリフレクソロジストは特に、休む間もなく次から次へとお客様を担当していると、休憩をとる時間がなかなか作れないこともあります。毎日の十分な睡眠と食事で体力をつけておくことは必須です。
誰もが必ず一度は受ける「クレーム」
いつかはクレームを受けるとわかっていても、実際に受けるととてもショックです。自分を否定されたような気分になりますし、自信が持てなくなります。
クレームにも種類があって、「施術が気持ちよくなかった、痛かった」「数時間後に揉み返しがきた」「接客が不快だった」など色々あります。本当にリフレクソロジストに落ち度がある場合もありますし、フィーリングが悪かったなどのどうしようもない場合もあります。真摯に受け止め反省し、今後同じミスをしないようにどれだけ前向きになれるかが、リフレクソロジストとしての成長に関わります。
また、お客様からクレームを受けた際には必ず社員や店長が責任をもってお客様から話を聞いて謝罪し、お客様に納得していただける形の解決法をとりますが、この役割もとても難しいです。そのお客様に納得してまた来たいと思ってもらえるよう、お客様の立場になって受け止めること、そしてクレームを出したリフレクソロジストへの指導も必ず行わなければいけません。
本記事は2017/10/19の情報で、内容はリフレクソロジストとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。