これからニーズが高くなること間違いなし
リフレクソロジーは医療行為ではありませんが、病院でもニーズが高まっています。目的は患者の痛みや苦痛を緩和することや、リラックス効果などQOL(生活の質)の向上のためです。
痛みと気持ちのリラックスは大きく関係していて、体がリラックス状態にあると痛みの感じ方が半減されます。病院に入院もしくは通院している方のほとんどが治療などで痛みと闘っていて、そして合わせてストレスも多く抱えています。それを軽減させるのが目的です。
求人がもっとも多いのが、ホスピスと産婦人科です。
- ホスピス
ホスピスは死を迎えるまでをその人にとって苦痛のない有意義な時間として過ごせるようにケアしていく施設ですが、ストレス緩和・痛み緩和の目的としてリフレクソロジストのニーズが高まっています。ただこれらは医療行為ではなく痛み・ストレス緩和という位置づけになっています。
リフレクソロジーは身体に刺激を入れることによって体内に溜まった老廃物を押し流します。血流が良くなり、新陳代謝が良くなることで自己免疫力が上がるので、薬を使わずに体を良い状態に近づけることができるのです。「病は気から」といいますが、リフレクソロジーを受けてリラックスすることで、気持ちも前向きになることが期待されています。
- 産婦人科
産婦人科では産前・産後の痛み緩和やむくみ解消のためとして必要とされています。最近の産婦人科ではホテルのような豪華なサービスのところも多く、産後退院前の女性が自分へのご褒美として受けられるので、とても人気です。
- その他の医療機関
他にも、人工透析を受けている人へのむくみ緩和、認知症ケアの目的でもリフレクソロジーは効果があるので、そういった科がある病院では募集があります。現状は募集人数はとても少ないため、なかなか空きが出ないですが、これからのニーズとしてはとても高い分野です。
本記事は2017/10/19の情報で、内容はリフレクソロジストとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。