身体が理由の場合
リフレクソロジストが退職する理由でもっとも多いのは、手や腰など、身体を痛めてしまうという理由です。よくあるのがリフレクソロジストになって数か月経った頃に、手や腰を痛めてしまって続けていけるかどうしようか迷ってしまうケースです。
リフレクソロジストは手、指先を使ってお客様の体をほぐしていきます。コースの長さなどにもよりますが、仕事の日は数時間、手を使い続けることになります。忙しいと4~5時間以上になります。もちろん手だけに負担がかからないやり方がちゃんとあるのですが、それでも負担はかかります。慣れるまでは指先も痛いですし、ベテランのリフレクソロジストでも忙しいと負担がかかって痛くなりやすいので、そのあとのケアは必須です。
指先の圧迫痛や、腱鞘炎、間違った体の使い方による腰痛で、きちんとした施術をお客様に提供できなくなることで、泣く泣く退職してしまう人も多いのが現状です。しかしこれは仕事後のストレッチやアイシング、スタッフ同士でのマッサージケアで防ぐことが可能です。たいていの人は一度手を痛めてもケアをするようになると手の痛みがなくなり仕事を続けています。
より稼ぎたい人に多い「同業他社への転職」
そして、よりよい待遇を求めて同業他社に転職をしていく人も多いです。リフレクソロジー業界では歩合制のところが多く、安定したお給料ではないので、稼ぎたいと考えている人には始めたばかりの頃は物足りない職種です。もちろんお客様からたくさん指名をとって人気のリフレクソロジストになれば、たくさん稼ぐこともできますが、そうなるまでには時間がかかりますし、経験も必要になります。
会社によっては時給制でお給料を出してくれるところもあったり、場合によっては福利厚生が整っているところもあるので、安定したお給料を求めて転職する人もいますし、自分の頑張りに合わせてもっと稼げるところへ行きたい、という目的で転職していく人も多いです。
本記事は2017/10/18の情報で、内容はリフレクソロジストとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。