顔合わせや面談の際の服装
お子様のお世話をする前に、顔合わせや面談の日を設ける場合もあります。面談の日には基本的にお子様のお世話はしません。服装に決まりはなくスカートでもパンツスタイルでもどちらでも可能です。
しかし、お客様とベビーシッターが初めて顔を合わせる場面ですので第一印象は大切です。スーツを着ていく必要はありませんが、出来れば襟付きのジャケットを着用しましょう。皺や汚れがついている様な洋服は控えます。大事なお子様を預ける存在ですので、清潔感は1番のポイントです。戸外でお子様と遊ぶわけではありませんので、靴はスニーカーではなく服装に合ったパンプス等を選びます。あまりにヒールが高い物やサンダルは印象が良くありません。自宅での面談がほとんどですので、ストッキングや靴下は必ず着用してください。
お子様のお世話に伺う際の服装
会社に所属や登録をしている際にはエプロンやユニホームが指定されている場合もあります。ユニフォームがない場合には、基本的には動きやすい服装でお伺いをします。
具体的には、スカートよりもパンツスタイルです。デニム可の会社もありますが、ダメージデニムやしゃがむと背中が見えてしまうような股上が浅いものは控えます。ジャージ素材の物も自宅にお伺いしますので控えた方が無難です。トップスもTシャツやポロシャツなど動きやすいものがいいでしょう。小さなお子様が引っ張ってしまったり怪我をする恐れのある飾りがついたものは不可です。同じ理由でアクセサリーも控えます。結婚指輪はほとんどの会社で着用可です。
お子様の戸外遊びに付き添う場合もありますので、靴はスニーカーをおすすめします。しかしあまりに汚れていたり履きつぶした靴は印象が悪くなります。髪形は小さなお子様ですと引っ張ってしまう場合もありますし、長い場合にはお世話に支障のないように束ねる事をおすすめします。お世話をする際には、動きやすく清潔感がある服装がポイントです。
ベビーシッターの持ち物
お客様情報とご自宅までの地図、身分証明書や会社への報告書など会社に所属や登録している際には、必須となる持ち物が指定されています。会社によっては独自のベビーシッター証明書が発行される場合もありますが、ない場合には免許証など身分を証明できるものを必ず持参しましょう。送迎の際には提示を求められる場合もあります。
依頼時間が食事の時間を挟む場合には、自分自身の食事を持参する必要もあります。お子様のお世話をしながら食べる事となりますので、手早く食べられる物をおすすめします。また、お子様にアレルギーのある場合には持参する食事にも配慮する必要があります。
その他にも、ベビーシッターが持参すると良い物としては、大きめのハンドタオル、ティッシュ、ウエットティッシュ、絆創膏、ビニール袋、ペットボトルの水などがあります。ご自宅でお世話をすることが多いので基本的にはご自宅にある物を使わせて頂きますが、戸外遊びの際にはこれらの持参した物が役に立ちます。
戸外遊びは怪我が起こりやすい時間でもあります。もちろん怪我のない様に見守ることが前提ですが、転んで擦りむいたりぶつけたりと怪我が起きてしまうこともあります。そんな時には、水で患部を洗い流し清潔に保つこと、ぶつけた箇所を冷やすことが1番の対処法です。公園には水道がない場合もありますが持参したグッズで対処することができます。お子様の遊びを見守る際に支障のない様な、ショルダーッバックやリュックサックで持参することをおすすめします。
本記事は2017/10/18の情報で、内容はベビーシッターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。