英語力があるプログラマーは重宝される
英語力があると、ゲームプログラマーとして他のプログラマーよりも一歩先を行くことができます。その理由を3つ挙げてみます。
まずは「コミュニケーション」です。海外と提携している会社だとスカイプなどで電話ミーティングをすることがあります。その際に技術関連の側から英語で会議に参加できると非常にスムーズになります。基本的には通訳がいるケースが多いですが、プログラム系の言葉は難しいものが多く手間取る場面も見受けられます。もし、ゲームプログラマーとして英語力があるとミーティングをスムーズに進行出来るので強みになります。
次に「最新技術の文献を見ることが出来る点」です。ゲームプログラミングにおける文献は色々とあるのですが、最先端になると海外のものが多いです。大手会社の技術解説や大学が研究発表した技術は英語力がかなりないと難しいですが、読めるとなると非常に強いです。ゲームプログラマーにおいて技術は生命線です。技術の情報源でもある最先端の文献を見て、学び、活かせられるのであれば大きなリードになることは間違いないです。
そして最後は「バグフォーラム」です。バグフォーラム、これは色々な呼び方がありますが、ハードウェアやミドルウェア関連には各会社、基本的にフォーラムを用意しています。質問事項やバグの情報などが閲覧できるサイトと思って下さい。基本的には日本語でのフォーラムはありますが、例の少ないバグに当たると手を焼き、少しでも情報が欲しくなります。絶対数でいえば日本だけより海外の情報を見られると解決の時間が早められます。
海外と提携している会社が狙い目!
もし英語が話せたり、中国語などが話せるのであれば採用において非常に重宝される可能性が高いというのは上述の通りです。中でも英語力・語学力を活かすには海外と提携している会社を狙うとよりそのスキルが活かされるでしょう。
現在は国内だけでなく海外に対してもゲームを売り出すのが主流になっています。これは大手だけと思われるかもしれませんが、中小企業でも海外の会社と関わりを持ち、制作をしている例は多数あります。募集している企業がどんな会社と提携してゲームを作っているのかを調べると自分の英語力や語学力がどれほど生かされるかというイメージが湧くのでよいでしょう。
本記事は2017/10/12の情報で、内容はゲームプログラマーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。