司法書士の実情

職業:司法書士

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司法書士の職分

 一般的に、法律家というと社会正義を実現する職業というイメージを持たれることも多いですが、それは弁護士が使命としているものです。

 

 司法書士は、登記、供託および訴訟などに関する手続きの専門家です。司法書士が業務として行うことができる範囲は法律で定められており、それを超えた場合は非弁行為として弁護士法違反に問われることになります。実際、ほとんどの司法書士は、弁護士法に触れるか触れないか分からないような仕事は引き受けません。

 

 もしそのようなグレーゾーンの仕事をする司法書士がいるとしたら、それは良い司法書士ではありません。なぜなら、法律家でありながら法律を順守する意識が希薄ですし、それにより最も被害を受けることになるのは依頼者であるという認識に欠けているからです。

 

 よって、司法書士は、様々な法律相談を解決するということではなく、依頼が司法書士の業務範囲のものであれば、それに応じて書類の作成や手続きの代理などを行うということを職分としています。

 

  • 司法書士は、法律で定められた範囲内の業務において、書類作成や手続きなどの代理を行うことを職分としている。

 

司法書士の実際の仕事

 司法書士の日常の仕事は派手なものではありません。毎日、依頼に応じて書類の作成と収集をして申請の代理などを行っています。その申請内容も定型的なものがほとんどで、司法書士であればわざわざ考えたり調べたりする必要がないものです。やるべきことはとにかく確認作業です。

 

 傍から見ても司法書士の仕事は難しくないように見えるかもしれませんが、それは違います。専門家の業務に共通して言えることですが、専門家が行っている日々の業務というのは、専門家でなくても対処できることが多くあります。医者を例にとれば、風邪は病院に行かなくても自分で治せます。しかし、専門家である医者は、素人とは違い、放置すれば悪化してしまう風邪を悪化しないように未然に防いだり、他の病気の可能性を排除したりすることができます。

 

 司法書士の仕事も同様で、例えば登記は、司法書士でなくとも本やネットで申請書の書き方や必要な書類を調べたり、法務局の登記相談で教えてもらうなどして本人で申請をすることが可能です。しかし、司法書士の場合、専門家としての知識・経験・勘に基づいて、必ず人・物・意志の確認を行い、取引などが適正であったことを判断した上で登記の代理申請をします。

 

 このような専門的見地からの確認と判断により、適正かつ円滑な登記の実施に寄与しているからこそ、不動産取引の決済には司法書士が立会うことが慣習化し、司法書士は特に登記分野においては他に代わるもののない専門家としての地位を確立するに至っています。

 

  • たとえば登記など一般の人でも対応可能なものにおいて、司法書士の専門的知見によって適正かつ円滑な登記を実施することが職務である。

 

本記事は2017/10/01の情報で、内容は司法書士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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