ボーナス
一般的な企業と同様に、企業に所属するシステムエンジニアであれば企業の業績に応じてボーナスがでることがあります。
ボーナスは企業によって様々で、もちろんボーナスが出ないところも存在します。年1回にまとめられる場合や、年2回に分割される場合があります。
福利厚生
福利厚生も企業によって様々です。基本的に正社員であれば各種保険や年金は最低限存在します。社員寮や独身寮としてマンションやアパートを丸ごと用意するケースや1室を用意する企業もあります。最近では育児休暇の制度なども充実しているところが多くあります。
また、IT企業には若い人が多いため、IT関連の健康保険は優遇されていることがあります。健康保険の利用率は若い人よりも年配者の方が高くなるため、若い人の割合が高い場合は保養施設などに資金をまわすことができるためです。
資格手当
資格手当の有無も企業によって変わり、大きく3パターンが存在します。
1つ目は、資格手当がない企業です。単純に福利厚生が充実していない企業や、資格手当以外に力を注いでいる企業などがこれに当たります。
2つ目は、合格祝い金などの名目で取得時に1回だけ支払われるものです。いわゆる一時金です。高難易度の試験ほど金額が大きくなり、場合によっては何十万円という金額になることもあります。
3つ目は毎月の給与に固定額を上乗せする形式です。この形式の場合は、その後に受け取る給与の回数だけ貰えるため、長期間働き続ける場合には大きな金額となりえます。
退職金
退職金も企業によって様々です。もちろん退職金がないところもありますし、充実しているところもあります。
多くのケースでは、指定年数継続勤務した後に退職金の支給対象となります。例えば入社して1年で退職したとしても退職金はゼロで、3年継続してから支給対象となりその後は勤続年数に応じて退職金が増えるというものが一般的です。
しかし、IT企業は転職が多い傾向にあるため、余程の大企業に所属していて定年まで働き続けるという意思がない限りは、退職金はあまり気にしなくても良いかもしれません。
本記事は2017/09/26の情報で、内容はシステムエンジニア(SE)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。