法務技官と法務教官

職業:法務技官(心理)

1151views

imasia_13949402_M

 

法務教官とは?

 法務教官は、法務技官と同じく「少年鑑別所」や「少年院」で働きますが、犯罪を犯した少年たちの「指導・教育」を行うため、法務技官とは役割が全く異なります。

 

 法務技官は、「なぜ犯罪をやってしまったのか」について、心理学をもとに面接や心理検査などで見極める役割なので、面接は必要な回数行い、ほとんどの時間を書類作成のために費やしているため、少年たちと毎日向き合っているわけではありません。しかし、法務教官は、24時間体制で少年たちの生活指導から犯罪の反省を促す教育まで行うので、少年にとっては法務技官よりも身近な存在と言えます。

 

 さらに少年院での勤務になると、一人の少年につき、数ヶ月から1年余りの時間を一緒に過ごすので、じっくりと関わることができます。

 

法務教官の1日(少年鑑別所の事例)

 法務教官の1日は、前日の当直者から引き継ぎを受け、少年たちが生活する部屋(個室・大部屋)がたくさんある「寮」に行き、勤務開始です。

 

 決められた一定の時間が経過すると見回りをし、少年たちが話をしていないか(私語は禁止です)、具合の悪い人はいないかなど、変わったことがないかを確認します。おしゃべりなど、規則に違反している場合はすぐに指導します。その間、法務技官や家庭裁判所調査官、また面会の人などが来るため、その度に鍵を開けます(すべての部屋は施錠されており、部屋の内側からは開きません)。食事の準備をして配膳したり、日記を書かせたり、お風呂に行かせたり、日中は忙しく次から次へと仕事がやってきます。そして夜になると、部屋から出る用事はなくなるためいったん落ち着きますが、夜中ももちろん、見回りは欠かさず、次の日の朝に次の当直者に引き継ぐまで続きます。

 

 施設の規模にもよりますが、こうした「寮」の勤務が月に数回あります。また、鑑別所に入ってくる少年たちの手続き(書類作成や持ち物検査、着替えなど)も行いますし、少年たちが審判を受ける時に家庭裁判所まで連れていく役割もし、審判で少年院が決定した場合は、少年院まで送って行きます。

 

 さらには、法務技官が作成する「鑑別結果通知書」には、法務教官が記載する箇所もあるため、その作成も行います。

 

事務方にもなりうる法務教官

 法務技官と法務教官の大きな違いの一つに、法務教官採用の場合、犯罪を犯した少年たちの「指導・教育」とは直接関わらない事務方である「庶務課」に配属される可能性がある点が挙げられます。

 

 もちろん、定期的に移動があるため、ずっと事務仕事ばかりやるわけではありませんが、いったん「庶務課」に配属になると、数年間は直接の「指導・教育」には関わらず、職員の給与関係や備品の管理などの事務的な仕事をやることになります。

 

本記事は2017/09/14の情報で、内容は法務技官(心理)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

転職エージェント!最新ランキング!

全て無料!情報収集にも転職相談にもまずは以下の大手エージェントを味方につける!

  1. 転職最大手の「リクルート」!求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級!まずは1サイト登録するならここ!

  2. 年収アップに自信あり!リクルートエージェントと併用する人も多い!2サイト利用でほぼ全ての業界をカバーできる!

  3. 転職業界大手の「マイナビ」スキルや年収を適正に評価し年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  4. パーソルキャリアが運営する「DODA」もランキング上位!非公開求人が多いことや地方都市の求人に強みがあることが特徴のサイト!

  5. 女性の転職に特に定評と実績がある「パソナキャリア」!女性向けのセミナーやコンテンツ配信の質と量は業界随一!

ページ上部へ移動する