法務技官の仕事内容

職業:法務技官(心理)

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法務技官とは?

 法務技官は、法務省の行う専門の採用試験(「矯正心理専門職区分」)によって採用され、少年鑑別所、少年院、刑事施設(少年刑務所、刑務所、拘置所)などに勤務する心理の専門職員です。心理学の専門性を活かして面接や心理検査等を行い、非行や犯罪をなぜやってしまったのか、改善をするには何が必要か、などを見極めます。

 

 採用初年度は、着任早々に「基礎科研修」があります。採用5年後には応用科研修、10年目には「特別科研修」があり、国家公務員として必須の法律に基づく知識や、護身術等の技術を身につけ、心理学の専門性を高める授業を受けます。

 

 非行や犯罪を犯した人と対面して仕事を行うため、心構えはもちろんですが、施設に収容される人の心理や、いざという時の対処法を学ぶことで、様々な状況での心構えや対応力を養います。研修は職務として行っているので、研修中でもお給料はもらえます。

 

主な3つの業務

 なぜ、非行や犯罪を犯してしまったのかという原因や、今後の方針を見極めるために、主に行うことが3つあります。「面接」「心理検査」「行動観察」です。

 

  • 「面接」

 「面接」は、通常の病院や相談機関で行われているものと同様に、1対1で行います。状況に応じて相手が心情安定な状態で行うこともありますが、目的は原因を突き止めるために行われます。

 

 また、通常の病院や相談機関では、自ら希望して来所をする人がほとんどですが、法務技官の勤める施設では、強制的に連れて来られた人しかいません。さらには、自分がやってしまった悪いことについて話さなければならないので、進んで話すはずがありません。そうした人に対して面接を行うので、これまで学んできた心理学の知識や経験はもちろん、あらゆる方法を駆使して取り組むことになりますが、面接を積み重ねることで、コツや自信が身についていきます。

 

  • 「心理検査」

 「心理検査」は、知能発達検査、投影法などの心理テストなど、実施する検査は様々です。施設ごとに決められ、やらなければならない検査もありますが、それ以外でも法務技官が必要だと判断すると、追加の検査も行うこともできます。それぞれの施設での入所期間は限られているため、手早く正確に実施し、結果を出することが求められます。

 

  • 「行動観察」

 「行動観察」は、非行や犯罪を犯した人が、それぞれの施設に入所している間に、どのような態度でいるか、変化があるかないかなどを見ていくものです。「面接」や「心理検査」とは異なり、その人のより自然な姿が見えるため、人となりを理解するのに役立ちます。

 

本記事は2017/09/13の情報で、内容は法務技官(心理)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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