売れ筋商品がなかなか作れない時
ファッションデザイナーとしてたくさんの商品を作っても、自身が作った商品がなかなか売れず、反応が悪いことがあります。それが続いてしまうと自信を無くしてしまうときもあるかもしれません。そんなときに、「ファッションデザイナーに向いていないんじゃないか」と悩むこともあるでしょう。
ですが、デザイナーによって得意なシーズンやアイテムがあったり、トレンド分析を誤ってしまうときもあります。辞めたくなってしまうこともあるかもしれませんが、諦めずに努力した人がキャリアアップしていく世界なのです。
自身と会社の環境に差が出てきた時
時には、会社の方針と自身の考えにズレが生じることもあります。
まず、年齢によるズレがあります。会社の方針やターゲットに変更はないが、自身が年をとった時にズレが出てくる場合です。作りたい商品と会社の商品の差が大きくなると転職したくなるかもしれません。
会社が方針転換したときに生じるズレもあります。売り上げ不振に陥ってしまったブランドやメーカーは、時にターゲット層を変更したり、コンセプトを改めてリブランディングすることもあります。方針転換した先が、自身のキャリアや好みに合っていれば問題ないですが大きくズレが出ることもあり、こういったときに転職を考えるデザイナーも多くいます。
人間関係のトラブル
ファッションデザイナーは社内、社外とたくさんの人と関わりを持ちます。その中の人間関係でトラブルが起きると会社を辞めたくなることもあるでしょう。人間関係が円滑でないと、仕事に支障をきたすこともあります。
アパレル業界は多くの企業があるように思えますが、実は非常に狭い世界で、転職先でも同じ取引先にお世話になったり、トラブルのあった人が自身と同じ会社に転職してくることもあります。うわさ話やトラブルも意外と他企業に漏れている可能性もあるので、円滑な人間関係を築けるように配慮が必要です。
本記事は2017/09/13の情報で、内容はファッションデザイナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。