求人媒体はさまざま
ファッションブランドのデザイナー求人はさまざまな媒体で見つけることができます。
最近では登録制の転職サイト(大手ではリクナビやマイナビなど)の利用がメジャーです。活用すると一般には公開されていない求人を検討することも可能です。この場合は企業側も採用コストをかけている分、より良い人材を探したいと思っているため採用条件も厳しくなりがちですが、スキルアップできる環境を見つけやすくなります。大手系だけでなくアパレル職専門の転職サイトなどもあります。
また、ブランドの公式サイトのリクルートページでファッションデザイナーの求人を出している企業も多くあります。希望のブランドが決まっている場合は公式サイトをチェックしてみましょう。
ブランドデザイナーの種類
大手企業では、アイテムごとにデザイナーを分類しているところがあります。基本的な分類は「布帛」「カットソー」「ニット」「アクセサリー」「雑貨」等に分かれており、この中のいくつかを兼任する場合もあります。求人内容をチェックして、どのアイテムのデザイナーの募集か確認が必要になります。
小さい規模のブランドや、特に記載のない場合はオールアイテムを担当することもあります。自身のキャリアや、今後伸ばしていきたいスキルを考えながら求人を探すと良いでしょう。
ブランドの販路や形態も確認
ファッションブランドといってもそれぞれ販路や形態は様々です。百貨店、駅ビル等のファッションビル、郊外のショッピングモール、路面店、または通販や卸しのみ展開のブランドも多くあります。
販路によって商品のクオリティや価格が異なり、値段は高くてもクオリティ重視で生産スピードがゆっくりのところもあれば、低単価商品を多売して利益を出すためにクイック生産をメインに行うブランドもあります。
クオリティの高い商品を扱うには高い専門知識が必要でそれなりの経験が必要になります。クイック生産をする場合は、素早い判断力と売れる商品を市場調査から見つけ出すセンスが問われます。
得られるスキルが形態によって大きく差が出てきますので、自身がどんなキャリアを積んでいきたいのかを良く考えて応募先を決めましょう。
本記事は2017/09/12の情報で、内容はファッションデザイナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。