弁護士秘書の魅力とやりがい

職業:弁護士秘書

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“法律のプロを支えるプロ”としての誇り

 弁護士秘書は一般の秘書とは違い、“パラリーガル(法律事務員)”としての要素を求められますので、一般常識以上のマナーや所作を身に付けているなど、秘書としての素質があれば、秘書検定の資格がなくてもなれます。そんな弁護士秘書のやりがいとしては、法律のプロのお手伝いをさせて頂けることが大きな1つでしょう。

 

 弁護士秘書は法律家ではありません。しかし、法律関係に携わりたい方にとっては、弁護士が様々な分野の事件に関わることによって、日々とても勉強になります。学校、法律関係の本や新聞、またはテレビなどのメディアで知っていた内容も、実務を経験すると、それまで理解しづらかった法律も理解でき、その反面、弁護士の下でこなす業務が、いかに細かく、一部であろうともその役割が大きいことが身に沁みて分かります。

 

 また、弁護士に同行することはあまり多くはありませんが、裁判所だけでなく、弁護士会、法務局、遠方の金融機関、公証役場や検察庁などへも足を運ぶ機会がありますので、そこでも法律事務に携わらなければ知り得ないことがたくさんあり、学ぶことが多いです。

 

依頼者の良き理解者になれるというやりがい

 また、弁護士秘書は、弁護士と依頼者の橋渡し的存在です。依頼者が、直接弁護士には聞きにくいなどと遠慮された時や、弁護士に聞けても法律用語が入ってよく理解出来なかった時などは、弁護士秘書が一般用語で簡単な言葉で説明します。

 

 このように何かしらのトラブルを抱えていらっしゃる「依頼者」に対して、その不安が払拭できるように、またトラブルの円満解決に向けてストーリーが進むようにサポートしていけるというのは弁護士秘書のやりがいの1つであると言えるでしょう。

 

 また、時には、弁護士にとってあまり合わないと感じる依頼者も中にはいらっしゃるので、弁護士の言葉を秘書が全て伝えることもあります。これも問題解決を円滑に進めていくための業務の1つです。

 

弁護士の期待に応えて得る自信

 弁護士秘書は、弁護士という専門的な社会的地位の高い方々と共に仕事をすることによって、仕事に対するモチベーションを保つことが出来るというのも魅力の1つでしょう。

 

 弁護士は個性的な方々が多いです。各弁護士の性格を熟知し、それぞれの指示に従い、やり方に合わせて業務を進めていくことになりますが、秘書が自ら調べ、先を見据えた仕事をすると、後に必ずそのことに気付いて下さいます。それが分かった時にはとてもやりがいを感じますし、その度に自信が付き、仕事への意欲が沸いて来るでしょう。

 

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本記事は2017/09/11の情報で、内容は弁護士秘書としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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