保健師の勉強法について

職業:保健師

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 保健師の勉強法は、「国家試験に合格するための勉強方法」と「実際に保健師として働くようになってからの勉強方法」とでは大きく異なる部分があります。そのため、ここではそれぞれについて述べていきます。

 

 また、自治体保健師として採用されるためには、自治体が行う筆記試験に合格しなければならないことがほとんどのため、その勉強方法についても説明します。

 

保健師になるまでの勉強方法(国家試験合格まで)

 ここでは保健師国家試験対策の勉強方法について説明します。ポイントは参考書で知識を整理しつつ、実際に過去5年~10年程度の試験問題を解くことです。過去問題を見てみると、過去に出題された内容が数字だけを最新のものに更新して再出題されるケースがあります。そのため、過去問題の演習は最重要となります。

 

 過去問題集としては、「メディックメディア出版の『クエッション・バンク保健師国家試験問題解説』」や「医学書院発行の『保健師国家試験問題集』」などを1冊購入して、最低3回は全問を解いてみることです。

 

 どちらの問題集も800問~850問もあるため、一度解くだけでかなり時間がかかります。これらの問題集は各問題に解説も付いているため、正答の根拠をきちんと理解するためにはお勧めです。ただ、後述する参考書に比べると解説は簡潔になってしまうため、参考書も合わせて購入して知識固めをすることが大切です。

 

 参考書は「メディックメディア出版の『保健師国家試験のためのレビューブック』」や「厚生労働統計協会『国民衛生の動向』」がお勧めです。いずれの問題集や参考書も価格は1冊1,500円から4,000円程度で、毎年最新版が発行されます。

 

保健師になった後の勉強方法(国家試験合格後)

 国家試験合格後は、どの分野で保健師として働くのかによって勉強すべき内容は異なります。保健師になるまでは広く浅く知識を身につけることを最優先にしなければなりませんが、実際に就業してからは就業分野に特化した内容を優先する必要があります。

 

 例えば自治体で母子保健分野の担当になった場合は、新生児家庭訪問や乳幼児健康診査など法令で義務付けられた事業の他に、自治体の裁量事業(義務ではないもの)というものもあります(裁量事業については自治体ホームページに掲載されていることもあるため、確認しましょう)。

 

 就業するまでに、妊娠期・産褥期の正常と異常について、小児の発育・発達段階の正常と異常について復習しておきましょう。就業後は、職場内外で研修会や事例交換会などが催されます。それらに積極的に参加して知識を得たり、保健師同士のネットワークづくりに役立てると良いです。

 

自治体保健師に合格するための勉強方法

 自治体によって専門試験のみの自治体と、専門試験と教養試験を合わせて行う自治体とがあります。後者のパターンが多くなっています。

 

 専門試験では、保健師の国家試験レベルの問題が出題され、全問マークシート式となります(自治体によっては一部記述式の問題を出題するところもあります)。保健師国家試験に合格できる知識があれば問題はないため、受験者に差がつかない分野でもあります。

 

 したがって、合否を左右するのは教養試験となります。教養試験とは、高校までの5教科の内容に加えて、判断推理や数的推理、資料解釈といった公務員試験独特の問題が加わります。特に判断推理と数的推理問題は慣れが必要なため、試験本番に早く多くの問題を解くためには(1問当たり2分半弱で解く必要があります)、問題集を購入して繰り返し解くようにしましょう。

 

 受験者の中には、教養試験問題対策のために予備校に通う人もいます。

本記事は2017/07/21の情報で、内容は保健師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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