自治体(都道府県・市町村)の保健師の求人事情

職業:保健師

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都道府県保健師の求人事情について

■求人募集の時期・流れについて

 都道府県保健師の求人は4月頃に出されることが多いです。4月から5月頃が募集期間、6月末に一次試験、7月に二次試験、8月末までに最終合格発表という流れが一般的です。そして、年明けに内定通知が届き、4月から就業となります(正式な配属先は、3月の人事異動発表の時期まで分からないことがほとんどです)。

 

 ほぼ毎年数名の求人が出されていますが、競争率は高く、都道府県によっては10倍を超えることも珍しくありません。受験資格を20代までとするところが多いため、注意しましょう。募集要項は都道府県庁の窓口やホームページからも入手できます。

 

■試験内容について

 一次試験は教養試験と専門試験を課すところが多いです。教養試験、専門試験ともに選択問題(マークシート)となります(一部、記述試験を課している自治体もあります)。

 

 専門試験は保健師の国家試験を通過できれば問題のないレベルの問題が多く出題されることもあり、受験者に差がつかないことが多いです。そこで、一次試験の合否を左右するのは教養試験となります。行政職など他の大卒受験者と同じ試験問題となるため、学校で医療・保健分野を重点的に学んできた保健師は苦手とすることが多く、事前準備が必要となる試験です。特に数的推理・判断推理といった分野は公務員試験独特の出題内容となるため、数ヶ月は過去問題などに取り組み、慣れるておくことが大切です。

 

 二次試験は面接試験、作文・論文試験、適性試験を課すことが多いです。面接試験は、受験者数名に試験官が数名というタイプが多いです。また、最近では集団討論形式の面接を行っている自治体も増えています。出題されたテーマについて、短時間で自分なりの意見をまとめ、6名から8名のグループ内でその場で司会役、書記役を決めます。相手の意見を聞いているか、自分なりの意見を発言できるかといった協調性や積極性が見られます(公務員の保健師の場合は、民間の試験ほど創造性・独創性は重要視されない傾向にあります)。

 

 作文・論文試験はあるテーマに対して、60分程度で800字から1200字程度にまとめるものが多いです。適性試験は性格テストのような場合もあれば、内田クレペリン検査といって単純計算を速く正確にできるかといった内容の場合もあります。

 

市町村保健師の求人事情について

■求人募集の時期・流れについて

 市町村保健師の求人は、「都道府県保健師と同時期に実施する市町村」と「秋に実施する場合」の2パターンが多くなっています。

 

 秋に実施する場合は、7月から8月頃が募集期間、9月に一次試験、11月に二次試験、12月までに最終合格発表という流れとなります。内定通知が1月、就業時期が4月というのは都道府県と同じです。

 

 人口規模の大きい市であれば、ほぼ毎年1名以上の保健師の募集がありますが、人口数千人規模の町村であれば、何年も募集がないということも珍しくありません。競争倍率は都道府県保健師と同様高くなるため、しっかりと試験に向けて準備する必要があります。試験の内容は都道府県保健師とあまり大差はありません。

 

 市町村保健師の求人では、10月採用の求人も出ることがあります。その場合は募集要項に採用時期が明記されているため、チェックしましょう。

 

 また、年齢制限も市町村によって差があります。20代半ばまでとする自治体もあれば、40歳まで受験可能とする自治体もあるため、自分が希望する市町村の情報収集はマストです。

本記事は2017/07/13の情報で、内容は保健師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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