英語のレッスンの早期化
国際化の波はビジネスのみならず、保育園や幼稚園のような未就学児を扱う施設にまで及んでいます。それに伴って、英語講師の働く場所も広がっています。
- ベビークラス・キッズクラス
多くの英会話教室で、未就学児を対象にしたキッズクラスがあります。だいたい3歳くらいから6際の小学校に入学する前の子供たちのクラスです。そのクラスの英語講師の求人募集は、もしパートであれば、昼間に時間がとりやすい主婦層を対象にしていることが多いです。
しかしこれは何も主婦でなければいけないとか、女性でなければいけないというわけでは、決してありません。キッズクラスを担当している男性講師もいます。ただ、子供が好きでなければ務まらないポジションというのは確かです。
1歳から学べるベビークラスを設けている英会話教室はまだ多いとまではいきませんが、競争の激しい業界ですから、ベビークラスを始める英会話教室は今後増えることが予想されます。まだ日本語さえもままならない年齢ですから、英語を教えるというより、英語と遊ばせる、英語に触れさせるといったことがメインになります。親子で一緒にレッスンをするケースが多いです。
- バイリンガル保育園・幼稚園
小学校から英語教育が始まり、英語が益々重要になってきました。子供が小さいうちから英語を学ばせるために語学教育を取り入れたバイリンガル保育園・幼稚園では、英語を話すことができる職員または保育士・幼稚園教諭を募集しています。またこのような保育園・幼稚園には在日外国人の子供も通うことがあるので、英語を話せる人が必要になってきます。
- 保育園・幼稚園へ派遣
英語教育の早期化で、保育園・幼稚園から英会話教室に講師派遣を依頼されることもあります。ベビークラス・キッズクラス担当であれば、そのような依頼があったとき、保育園・幼稚園へ出張レッスンをすることがあります。
- 英語ができるベビーシッター
英語が話せることを売りにしたベビーシッターサービスがあります。そのようなサービス会社に登録し、ベビーシッターを必要とする家庭に派遣され、英語でシッターをすることがあります。英語で子供(乳児)を世話したり英語で語りかけたりします。
- 英語の早期教育化に伴い、幼児・未就学児を対象に英語のレッスンをする場合もある。
本記事は2017/06/27の情報で、内容は英語講師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。