地方銀行の福利厚生・休暇の取りやすさは?
- 福利厚生は基本的に充実
地方銀行の福利厚生は充実している場合が多いです。社宅、寮はもちろんのこと、財形預金や保養施設などがある銀行もあります。手当も家族手当、住宅手当など色々とあります。銀行によって多少差はありますが、恵まれていないと感じてしまうようなレベルのものではありません。
- 休暇は比較的取りやすい
以前は妊娠出産の場合は辞めることが多かった女性行員ですが、近年では女性の管理職も増えており、その影響からか産休、育休を経て復帰するという人がとても多いです。時短業務などの制度も充実している地方銀行が多く、女性にとっても働きやすい職場になっています。
また、銀行員は都市銀行、地方銀行を問わずに、前期・後期に連続休暇を取ります。不正をしていないかというチェックのためです。時折忙しいからと出社している行員もいるようですが、これはルール違反です。このようなこともきちんと本部などが監督して、職員に休暇を取らせているのです。
- 福利厚生は充実しているところがほとんど。最近では産休育休や時短勤務制度も整っており、女性が働きやすい職場作りが進んでいる。
福利厚生に関する注意点
注意点を挙げるとすれば、社宅などがとても古い場合があるということです。地方銀行の場合、基本的には同県内の転勤がほとんどで、転居しなくてもいいことが多いです。そのため転居を伴う転勤の場合、家族がいる人は単身で社宅や寮に入るケースが多いのですが、その社宅や寮はとても古く、中々建て替えに至っていないという場合が多いです。
特に地方、その中でも過疎化が進んだ地域などの場合、以前はそれなりに人がいて潤っていたなどの理由で社宅があり、そこに入るように言われることがあります。しかし、とても古かったために実費で他の部屋を借りた、ということもよくあります。