地方銀行の適性(向き・不向き)

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地元が好きな人

 地方銀行ならではの適性といえばまず「地元が好き」ということが挙げられます。地方銀行の使命は、地元地域の源になることです。地域経済の発展にも、個人のライフプランにおいてもお金のことは必ず必要になってきます。その時に、いかに役に立っていけるかということです。

 

 地方銀行が融資をすることによってお店や会社ができ、そこで雇用が生まれ、人が増えるといったように、お金は基盤です。地元を潤し、元気にしていきたいという使命感が強い人に向いている業界です。

 

  • その地域が好きで、地元の財源を潤し活性化させたいという使命感が大事。

 

几帳面な人

 地方銀行の場合、新卒入社の後は支店などで窓口テラーなどを必ず経験します。その際に扱うものは数字です。少し計算を間違えた、見間違えた、入力をしなかったというだけで、大問題につながってしまう仕事です。「銀行はお金が合うまで帰れない」といわれるように、銀行では窓口が終わった後、当日のお金の出入りや残高を確認していくわけですが、たとえ1円でも合わない場合は大問題になってしまうのです。

 

 これは当然他の企業でも問題でしょうが、地方銀行の場合はお金のプロです。ましてやそのお金はお客様からの預かりものです。そのため、とても几帳面に仕事をしなければなりませんので、細かい作業が苦手な人には不向きです。何事に対しても丁寧に几帳面に対応していく人は銀行員に向いています。

 

  • お金を扱う仕事なので、几帳面で細かな仕事ぶりが求められる。

 

真面目な人

 真面目さというのはとても大事です。銀行が利益を出すために運用するお金、融資をするためのお金など、銀行業務を行うために使う資金は、お客様からの預金なのです。預金を集めそれを運用し収益をあげ、融資し利息を取って収益をあげるなど、銀行の仕事にはお客様からの預金が無くてはならないものなのです。

 

 そのため、お客様から大事なお金を預かっているという意識は常日頃から持っていなくてはいけません。当然不正などは言語道断です。万が一のことでお客様からの信頼を失ってしまったら、その人だけの問題ではなく、銀行全体の信用を失ってしまうことになります。それは、銀行の経営悪化につながります。そのため、銀行で働く人には、真面目で誠実な人柄が求められます。

 

  • お客様からお金をお預かりしているという責任感と真面目さが必要。

 

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