言語聴覚士になるには

職業:言語聴覚士

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言語聴覚士の資格を取得するまでの第一関門

 言語聴覚士になるには、まず文部科学省が指定する学校への入学が必要となります。その学校で決められたカリキュラムをこなし、実習、卒業試験を経て、晴れて国家試験の受験資格が得られます。卒業時に資格が得られるわけではありませんので、その点は注意が必要です。

 

 では、国家試験の受験資格を得るにはどんなルートがあるのでしょうか。まず高校卒業者の場合は文部科学省の指定する大学や短期大学に入学するか、専門学校に入学するかのどちらかです。当然前者は大卒、後者は高卒となりますので、学歴が気になる方は考えて学校を選びましょう。一方、すでに4年制の一般大学を卒業した人であれば、最短2年制の専門学校を卒業すれば受験資格を得ることができます。

 

 以上が一般的なルートですが、4年制大学を卒業していれば免除される授業や、一定条件を満たしていれば1年間の通学で受験資格を得られる場合もありますので、自分に最もあったルートを探しましょう。

 

「授業」と「実習」

 晴れて養成校へ入学すると、すぐに専門的な授業が始まります。基本的には大学などで学ぶ一般教養の授業と、言語聴覚士について学ぶ専門部門の授業となります。初めの1~2年は机上の勉強がほとんどですが、少しずつそこに校内実習が加わり始めます。

 

 校内実習とは、学校内で教員の指導を受けながら、個人もしくは生徒同士で実際の現場で行うような手技を学んでいくことです。後に、生徒全員が必ず実際の臨床現場に出て実習をすることになるので、その前段階だと思って真剣に取り組むことが大切です。ここでの基礎がしっかりしていないと、実習へ出た際に実習先でスタッフや患者様にも迷惑をかけることになりかねませんので、心して臨みましょう。

 

 それが終われば、いよいよ病院や施設など実際の現場に出て学ぶ機会を得ることになります。実習先にもよりますが、基本的には実際に病気や症状に悩んでいる患者様相手にリハビリを担当することになりますので、これまで学んできたことを実践に活かすチャンスです。患者様やそのご家族と直接接することになりますので、自信のない発言や態度は相手に大きな不安感を与えることになってしまいます。分からないことや不安な点は、予めそこで働くスタッフや担当してくれているバイザーにこまめに相談し、できるだけ解消しておくようにしましょう。

 

 数年の学生生活の後、実習が終わればついに卒業試験です。大学などと同様、卒業試験に合格できなければ当然卒業もできませんので、国家試験の受験資格を得ることはできなくなります。基本的には卒業試験は国家試験と同じような問題設定となっていますので、国家試験対策を怠らなければ大丈夫です。

 

いよいよ国家試験

 以上の過程を経て、いよいよ国家試験を受けることになります。これまでの集大成と考え、全ての力を出し切りましょう。

 

 国家試験は毎年1回、2月に実施されます。午前と午後に分かれ、内容もそれぞれ一般教養試験100問と専門問題100問となっています。基本的に五者択一のマークシート形式ですが、試験終了後に見直しができるほど余裕のある人は少ないので、その都度間違いがないか慎重にマークすることが大切です。

 

 合格率は60%前後と他の資格と比べると低い値です。当然、卒業後は時間が経つほど合格は難しくなるため、できれば現役合格しておきたいところです。

 

 

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本記事は2017/06/01の情報で、内容は言語聴覚士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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