言語聴覚士の採用先の分類

職業:言語聴覚士

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医療機関でバリバリ働きたい

 言語聴覚士が採用される先の1つはもちろん医療機関です。ただ「医療機関」と言っても、病気や事故をしてすぐに処置をする急性期病院、病気に対する処置も落ち着きリハビリに重点を置く回復期病院、症状の改善も緩やかになり、その維持とさらなる改善を目指す維持期・慢性期病院(クリニック含む)などに分類されます。いずれも違ったやりがいがあり、向き不向きが大きく影響します。

 

 例えば、急性期病院の平均入院日数は2週間前後なので、いかに素早く診断し、治療開始できるかが第一です。回復期病院は常に急性期病院から患者様が転院してくるため、年中無休の病院が多いです。忙しくやりがいは大きいですが、固定の休日がないため職員も独身が多いのが現状です。逆に維持期・慢性期病院であれば、急激な改善は期待できないものの入院が長い分、患者様と向き合うことができます。

 

 医療機関は言語聴覚士の採用先の中でもメインの1つと言えますが、どの医療機関が自分が求める職場なのかをよく考えて、自分の理想の働き方や自身の性格をよく加味して職場を選択しましょう。

 

福祉施設で長い時間をかけて患者様と向き合いたい

 病院勤務よりも求人は少ないものの、福祉施設勤務という選択肢もあります。言語聴覚士が比較的就職するケースが多い福祉施設には特別養護老人ホーム、障害者福祉施設などがあります。

 

 福祉施設の中の言語聴覚士は、介護職員よりも待遇がよくなることが多いですが、その分頼られる場面も多く、また医師が施設内にいない場合には、緊急時に指示を出したり、処置を行うという判断力や決断力などが求められます。

 

 福祉施設では、症状の改善を目的とするのではなく、現在の機能を維持し、これ以上悪くならないように手助けをするという考え方が基本的なものです。数か月から数年にわたり入所される方がほとんどで、施設での生活をいかに快適なものにするか、できる範囲内でいかに質の高い暮らしができるようにサポートするのかに重点を置いてリハビリを行います。

 

 とにかくじっくり時間をかけて一人ひとりと向き合うことができるので、利用者様やその家族と深く関わっていきたい方におすすめです。

 

子供に携わる採用先も多い

 言語聴覚士の勤務先に「子供に携わる職場」は比較的多いので言及します。 具体的には小中学校、小児障害児施設、ことばの教室などがあります。

 

 成人分野と小児分野の最大の違いは、親御さんとの関わり方があるかないかということです。成人相手のリハビリであれば、基本的にリハビリ対象になるのは本人だけですが、相手が赤ちゃんや子どもとなるとそうはいきません。お子さんの障害を知って、目の前で泣き崩れるご家族もたくさんいます。そんな時には、本人はもちろん、親御さんのメンタルケアや、時には厳しい指導が必要になることもあります。

 

 親御さんが言語聴覚士に期待する部分も非常に大きいため、思いやりや寄り添う姿勢を示すのは当然ですが、他にも地域情報の収集や、将来の展望を示す計画性など、言語聴覚士の範疇を超えた能力が必要となります。忙しい分やりがいや喜びは何十倍も大きいですので、途中で投げ出さず、子どもたちと一緒になって全力疾走できる人材が適しています。

 

 また、上記のような採用先以外でも言語聴覚士の採用先はあります。変わったところでいえば補聴器や人工内耳を扱う企業の研究職や、市町村の母子保健などに携わる保健センターの勤務などもあります。

 

 

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本記事は2017/05/31の情報で、内容は言語聴覚士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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