新聞記者の残業・休日事情

職業:新聞記者

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残業時間は人や日によってまばら

 新聞記者の仕事がハードだといわれているのは、日ごろの残業量が多かったり休みが取りづらかったりということに挙げられます。ただ残業時間は人や日によってまばらというのが実際です。

 

 一般的な会社員の退勤時間は午後5,6時ごろですが、新聞記者の仕事はその時間ごろから本格的にスタートするといっても過言ではありません。日によって取材量は大きく違いますが、日中は担当課にあいさつ回りをしたり、抱えている取材をこなしたりしなければならないので、取材を終えた夕方から原稿を書き始めるケースもありえます。

 

 また例えば警察担当であれば、警察官の自宅に張り込んで情報を聞き出す『夜回り』をかけ、政治担当であれば政治家との飲み会があるなど、その日の仕事が終わっていたとしても、各担当によって夕方や夜の過ごし方は大きく異なります。

 

 ただ時には締め切りギリギリまで粘って原稿を上げることもある日がある一方、早ければ午後6,7時に帰れることもあるので、日や担当によって残業時間は大きく違うと言えるでしょう。

 

新聞記者が激務と言われているのは精神的な理由も

 いつどこでどのようなニュースが飛び込んでくるか分からないため、新聞記者の仕事は仕事時間が夜遅くまで及んだり、休日がつぶれたりと激務になりがちです。これは体力的にハードという意味ですが、一方で精神的に辛い場面も多いのも実情です。

 

 例えば何度も取材をかけても情報が全くつかめなかったり、時に取材相手などから暴言を吐かれたり、そして毎日会社から結果を求められたりするので、記者にかかるプレッシャーは非常に大きいです。体力的にも精神的にもストレスがかかりやすいのは、新聞記者は激務と言われている所以です。

 

休日は不定期になりがちだが長期休暇は取得可能

 新聞社によって勤務事情は異なりますが、基本的には週末や祝日にも記者は最低1人以上出社します。事件事故などが発生した場合は現場に駆けつけなければならないほか、突発的なニュースが入った場合は加入する記者クラブの連絡網に基づいて連絡が回ってくるため、すぐ取材対応できるよう体制を整えるためです。

 

 そのため新聞記者の休日は週に1度ほどというケースが多いですし、時には急なニュースが入ってしまって休日がずれてしまうことがあるなど不定期になりがちです。

 

 またゴールデンウィークやお盆、年末年始といった一般的な長期休暇はその時期丁度にとることは難しいことが多いですが、シフトを組んで順番に休むところがほとんどなので、時期を少しずらした長期休暇であれば取得可能であることが多いです。

 

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本記事は2017/05/30の情報で、内容は新聞記者としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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