不動産ファンドのアセットマネジャーの求人
- アセットマネジメントとは
不動産は取得して終わりではありません。取得後は、ファンドの運用物件として、高いパフォーマンスを発揮してもらわなければなりません。その為には、様々に行うべき事があります。
新築の物件であれば、それほど手はかかりませんが、築後しばらくすると、不動産は劣化します。劣化を食い止める為には、修繕を行う必要がありますし、どの内容に重点的にお金をかけるべきかを慎重に見定める必要があります。必要な修繕でも施工業者に任せきりだと、割高な工事費を請求される恐れもあります。不動産のパフォーマンス(利回り)を向上させる為には、追加投資は最小限に留めなければなりませんが、入居者の満足度を向上させる為に必要なものにはきっちりお金をかけなければいけないのです。
- アセットマネージャーには何が求められるか?
投資対象となる不動産の知識はもちろん、物件の管理会社を上手く動かしていく為のマネジメント力や多岐に亘る関係者の利害関係に配慮し、それらを調整しながら最適な判断を行っていく能力等が必要です。どのような種類の物件でも基本的な考え方というものはありますが、種類毎に若干特性が異なる為、オフィス・商業施設・レジンデンシャル・物流倉庫等のタイプ毎に経験年数が重要視されます。担当した物件をどうするべきか、そのまま継続保有するのか、売却するのか、大規模改修を行うのか等、検討すべき事は山ほどありますが、その中から最適な選択肢を導き、説得力をもって提案できる能力も必要です。
- つぶしは効きやすい
景気が上向き業界外活況になるとファンドの規模は拡大し、取り扱う資産のタイプも多様化しています。昨今では老人ホームやサービス付き高齢者住宅等もファンドの投資対象とされるに至っています。
一方で従来の「オフィス・商業施設・レジンデンシャル・物流倉庫」等のタイプ毎の投資対象も幅広いものがあります。いずれかのタイプでしっかりとした経験を積んでいれば「異なるタイプの資産にも挑戦したい」という意欲は受け入れられやすいです。タイプによって運営方法は異なりますが、基本は土地と建物なわけですから不動産として共通する事も多いので転職の際はつぶしが効きやすいかもしれません。