臨床心理士の転職と年齢

職業:臨床心理士

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「高齢」で「新人」というケースもある?

 臨床心理士資格の取得には指定大学院の修了が必須です。そして、大学院修了の年に試験を受けて資格取得となります。つまり一番若い臨床心理士であっても25歳ということになります。

 

 ただ、昨今の臨床心理士の需要の高まりから一度企業に勤めた後に大学院を受験して臨床心理士になる方も少なくありません。「60歳だけど新人」ということが十分にあり得る世界ですので、実はあまり年齢が関係ないとも言えます。

 

 臨床心理士の場合は、年齢というよりはどの程度専門性を培ったかということが重視されます。基準の一つになるのは年齢よりも「更新を何回行ったか」ということです。臨床心理士は5年に一度更新があります。一度更新すれば少なくとも経験が5年以上と分かることになります。

 

年齢が関係ある領域もある

 上記で「年齢」よりも「経験」の方が重視されるという旨の記載をしました。ですが、臨床心理士の業務領域の中には年齢が関係してくるものもあります。

 

 例えば、産業領域などの臨床心理士は当然企業の人事部や経営者、職場の管理者などとやり取りする機会が多くなります。そうなると当然、学校を卒業したばかりの臨床心理士もよりも企業に勤めた経験のある臨床心理士のほうが好まれます。必然的に若い心理士よりもある程度年齢のいった心理士が好まれることになります。

 

 このように完全に年齢が関係ないかというとそういうわけでもないのです。

 

採用後は年齢でクライアントを割り振られることもある

 採用後は年齢や性別ということも仕事内容に大きな影響を及ぼすため、年齢でクライアントを振られるということも少なくありません。

 

 例えば、母親との関係が非常に悪い青年などがクライアントの場合、母親と同い年くらいの女性のセラピストが担当になるケースは少ないでしょう。この場合、若い男性のセラピストなどにケースが来ることが多くなるかもしれません。

 

 このように年齢によって引き受けられるケースなどがある程度決まってくるので、採用の段階で足りない年齢層の臨床心理士を欲しがるということは実際に多いです。

 

本記事は2017/05/09の情報で、内容は臨床心理士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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