ゲームプランナーの企画書・仕様書の書き方

職業:ゲームプランナー

1320views

転職の情報収集は「転職サイト」利用が王道!

  1. 転職業界大手「マイナビ」!IT系職種の転職はお任せ!年収450万アップなど転職成功事例多数!

    >>転職サイトランキングの2位以下を見る

Man with Note Pad and Game Plan Concept

 

企画書と仕様書の違いについて

 ゲームプランナーに必須のスキルとして挙げられるのが、企画書および仕様書を書く力です。そのため、ゲーム専門学校の授業には、Word・Excel・Powerpointなどの授業が必ずあり、場合によってはPowerpointで作ったプレゼンテーションの発表練習をする実習があったり、Excelで資格を取ることを推奨しているケースもあります。

 

 しかし、これらはあくまでも「小手先の技術」のことで、あまり本質的なことではありません。ゲームプランナーは「企画書とはそして仕様書とはどういうものか」ということを本質の部分で理解し、巧みに書き上げる能力が必要です。

 

■企画書

⇒ 「これからどういうものを作るか」という事を誰にでも分かりやすく説明した書類です。正確さや精密さは求められませんが、誰にでも分かりやすく、本質を伝える内容でなくてはなりません。

 

■仕様書

⇒ ゲームシステムの設計図にあたります。プログラマーやデザイナーなど実際にゲーム作成に携わる技術者・専門家は、この仕様書をベースにしてゲームを作り上げていきます。したがって、正確さと分かりやすさが求められます。

 

企画書を作るコツ

 そもそも、企画書には決まった「型」のようなものは存在しません。作成する書類は人によってPowerpointだったりWordだったりと様々です。場合によっては映像や音声などを駆使して、作りたい作品のイメージを明確に伝えられるように作られています。

 

 ゲームプランナーにとっては、この企画書の仕上がりが自分の将来やプロジェクトの成功を左右する大変大事なものになります企画が通れば自分の思った通りのゲームを開発できますし、それに失敗するとそのチャンスは失われるわけですから、それは当然のことです。

 

 そのため時には書類だけではなく、Unityなどのゲームエンジンを用いてこれから作ろうとするゲームのプロトタイプを開発して実際にプレイしてもらうなど、様々な手段で自分の企画の優位性をアピールする必要があります。

 

 企画書ではなるべく相手の印象に残すために、型にこだわらずに様々な手段や表現方法を用いる必要があるのです。

 

仕様書を作るコツ

 一方、仕様書はできるだけ簡素でシンプルに、そしてなるべく従来用いられているスタイルのものから変更しないほうが良いです。

 

 というのも、プログラマーやデザイナーは作品を作るにあたって必ず新しい仕様書を読まなくてはなりませんが、仕様書の様式が同じだと理解も早く、作業も効率的に行えるからです。

 

 技術者たちは、できるだけ作品を作ることに集中したいものです。そのため、仕様書のフォーマットが変わると、その新しいフォーマットを理解するための時間と労力が必要となり、必然的に作業効率は落ちてしまいます。そうなってしまっては、ゲームプランナーにとっても技術者にとってもストレスにしかなりません。

 

 仕様書を作るプランナーはその点に配慮し、その会社やチームで用いられているフォーマットを統一するなど、なるべく現場の負担が軽くなるようにする配慮が必要です。

 

  • 仕様書の作成にはEXCELを使うケースが多い

 仕様書を作るにあたり、書類作成にはどういうわけかExcelが利用されるケースがほとんどです。

 

 Excelはもともと帳簿や請求書の作成などに用いる表計算のソフトですが、表が作りやすいことや図などを簡単に挿入できることからゲームをはじめとするソフトウェア開発でも仕様書の作成のために非常によく使われています。

 

 そのため、ゲームプランナー転職者のスキルとして、Excelを使いこなせることを求めている企業も非常に多くなっています。

 

 

IT職種向け転職サイト!人気ランキング!

全て無料!情報収集にも転職相談にもまずは以下の大手エージェントを味方につける!

  1. 転職業界大手で国民的な企業の「マイナビ」!IT系職種の転職の実績が多いことや非公開求人が多いことなどが人気のサイト!

  2. IT業界特化型の転職サイト「レバテックキャリア」も人気上位の常連!「マイナビエージェントIT」と2サイト併用で多くの求人をカバーできる!

  3. 年収500万以上の求人限定!高収入を狙いたい方向け!エンジニア兼任のコンサルタントが登録者の強みを引き出し最適な職場を紹介!

本記事は2017/04/26の情報で、内容はゲームプランナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

ゲームプランナーに関連する基礎知識

ゲームプランナーTOP

  1. ゲームプランナーの求人事情

ゲームプランナーの転職の基礎

  1. ゲームプランナーの仕事内容
  2. ゲームプランナーの採用先の分類
  3. ゲームプランナーの年収相場
  4. ゲームプランナーの転職と年齢について
  5. ゲームプランナーの転職と自己PR
  6. ゲームプランナーの転職と職務経歴書の注意点
  7. ゲームプランナーの転職と面接
  8. ゲームプランナーに求められるスキル・能力・知識
  9. ゲームプランナーの退職金について
  10. ゲームプランナーに求められる学歴
  11. ゲームプランナーの魅力とやりがい
  12. ゲームプランナーと他職種との関係
  13. ゲームプランナーの転職と悩み
  14. ゲームプランナーの転職と資格
  15. ゲームプランナーの転職とポートフォリオ
  16. ゲームプランナーのヘッドハンティング・スカウト

採用先別のゲームプランナーの求人

  1. 玩具メーカー
  2. 遊戯機メーカー
  3. IT企業
  4. ゲーム開発会社

条件別のゲームプランナーの求人

  1. 大手企業の求人
  2. 中小・ベンチャー企業の求人
  3. 高年収の求人
  4. 英語力・語学力を活かせる求人
  5. 残業少な目・激務でない求人
  6. 在宅勤務可能な求人
  7. 地方の求人
  8. 海外に携われる求人
  9. 講師の求人

年齢別のゲームプランナーの転職例

  1. 20代の転職ポイント・体験談
  2. 30代の転職ポイント・体験談
  3. 40代の転職ポイント・体験談
  4. 50代の転職ポイント・体験談

ゲームプランナーに関するコラム

  1. ゲームプランナーになるには
  2. ゲームプランナーの1日の流れ
  3. ゲームプランナーの適性(向き・不向き) 
  4. ゲームプランナーの将来性・需要
  5. 女性ゲームプランナーの勤務事情
  6. ゲームプランナー向けのセミナー・勉強会
  7. ゲームプランナーの企画書・仕様書の書き方
  8. ゲームプランナーの独立・起業・フリーランス
  9. ゲームプランナーの専門学校について
  10. ゲームプランナーの定年・何歳まで働ける?
  11. ゲームプランナーの苦労・ストレス/辞めたい時
ページ上部へ移動する