保育士の転職で好印象な自己PRとは?
- ピアノが弾ける・楽譜が読める
保育士にとって、ピアノが弾ける事は大前提ではありますが、ピアノが弾けることに加えて「楽譜も読めるので、楽譜を見て即興でピアノを弾く事が出来ます」とアピールすると、もしも行事などで何かトラブルがあってピアノを交替しなければならない場合も頼れる存在として、園から非常に喜ばれます。
また、楽譜が読める事でどんな楽曲でも任せられるという安心感、どのクラスに配属しても問題ないと判断され、評価が上がります。幼児クラスでは一人担任の場合もあるので、必ずピアノが弾ける事が条件となります。ですから、ピアノが弾けて楽譜が読めるのは、かなり強い自己PRになります。
- 担当していたクラスでどんな事をしたのか
自分が担任していたクラスでどんな役割を果たしていたのか、子ども達へどんな保育を行うように心がけていたのかをアピールします。
例えば絵を描くのが得意な人であれば、設定保育の導入でお絵かきを取り入れた導入を行っていた事、母の日や父の日など保護者へのプレゼント作りでは率先してアイディアを挙げていた、更には自分が主役になってその製作をを行った、毎月の壁面作りなどでは必ず自分が作品を作り、保護者や子ども達からも高評価を得ていた、というような自己PRをします。
製作は保育園で避けて通れない業務なので、園側もなるべく手先が器用でアイディア溢れる保育士を欲しています。クラスでの何気ない毎日の保育も、立派な自己アピールとなります。
- 人間関係の良好さをアピール
保育園は人間関係が複雑な所が多いので、人間関係を良好に保とうとする姿勢を持つ人間がかなり重宝されます。前の園で、他の保育士と仲良くしていた事、どのクラスに入っても良好な人間関係を作れていた事、保育士同士でどのようにして連携を取っていたのか等をアピールすると、園側としても、自分の園でも人間関係を良好にする為に努力してくれるだろうと評価してくれます。
人間関係が原因で退職する保育士も多いので、園側からすれば人間関係に対してしっかりと対策してくれる人は喜ばれます。
- 子どもが好きで勉強熱心
保育士を続けるかどうかを決める時、最終的に子どもが好きかどうかで左右されます。保育園ではなるべく長い期間、保育士には勤めて欲しいと願っています。採用する時も、なるべく長く働いてくれそうな人を選ぶ傾向にあります。ですから、子どもが好きで保育士を志した事をアピールしておくのも大切です。
また、勉強熱心である事も伝えておきましょう。それぞれの保育園によって保育方針はばらばらで、入ればまた一から自分の保育の立て直しと新たな学びを自分のものにしなければいけなくなります。ですから、前向きに勉強をしながら早く保育方針に慣れる事、そして自分のものにして子ども達に保育を施せる存在になる事をアピールすると、園側から選んでもらいやすくなります。保育士は日々勉強を重ねなければいけない大変な仕事です。前向きに努力をする人こそ、園が求める人材なのです。
- ピアノのスキルや前職の保育での役割、製作の実績などをアピール。人間関係を良好に保つ努力ができ、子どもが好きで勉強熱心である姿勢を見ることも大事。
本記事は2017/04/26の情報で、内容は保育士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。