子どもの年齢別の保育士の仕事

職業:保育士

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子どもの年齢によって保育士の仕事は異なる

 保育士の仕事は、対する子どもの年齢で大きく変わってきます。ここでは、それぞれの年齢別に、保育士がどんな仕事をするのかを紹介していきます。これから保育士になる人、転職を考えている人は、自分の働きたい仕事内容から職場を選ぶことも一つの方法です。

 

0歳児担当の保育士の仕事内容

  • 受け入れ・検温

 子どもを保護者から受け入れて、検温を行い、体調を保護者へ尋ねます。

 

  • おやつ

 大体8時~8時半におやつを食べさせます。食べさせた後はげっぷをさせて、再び室内遊びを行いつつ、他の子どもにも順番におやつを食べさせていきます。

 

  • 室内遊び

 おやつが終わった子どもから遊びに入ります。まだ座位を取れるようになって間もない子どもには、後ろにU字クッションを置くなどして、転んだ際にも怪我をしないような配慮が必要です。0歳児は発達も早いので、3ヶ月ごとに室内の玩具は変えるようにした方が良いです。

 

  • 外遊び

 季節や子どもの体調によって外遊びの時間は調節します。大体夏場には長くても朝の早く涼しい時間に20分程度、冬場は30分程に留めるのが良いです。(※なお、生後1ヶ月はまだ外遊びをさせてはいけません)遊具はまだ危ないので、砂遊びからだんだんと外に慣らし、0歳児後期に遊具を使うようになるのを目指すと良いです。

 

  • 昼食

 昼食を子どもに与えるのも保育士の仕事です。ミルクをあげる際には必ず子どもの目を見ながら、タイミングごとに必ず声掛けを行って子ども達の気持ちを作る時間を与えましょう。また、スプーンを使って食べさせる時は、唇にスプーンを押し付けるのではなく、自分からスプーンに食い付いてくるのを待ちます。

 

  • お昼寝

 お昼寝の間に保育士は子どもが一日に飲んだミルクの量、離乳食の量を保護者に伝え、保育園での様子や好きな物を連絡帳に書きます。そして、10分ごとに子ども達が寝返りを打ってそのままうつ伏せになっていないかなどを確認します。0歳児の間は必ず一人お昼寝が終わるまで見守る保育士を配置していた方が安心です。

 

  • 注意点

 0歳児は製作なども全て保育士が主となって作らなければいけませんし、ちょっと目を離すだけで物を口に入れたりなど何をするか目を離せない年齢でもあります。

 

  • 0歳児担当の保育士は、受け入れからお昼寝まで目を離さず、子どもの変化に常に気を配る事が大事。

 

1歳児担当の保育士の仕事内容

 1歳児になると、だんだんと挨拶などの社会性を身に付ける事が必要となってきます。また、なかなか相手に物事を上手く伝える術を持たないので、ストレスを噛み付きや手を上げる事で伝えようとする子も多いです。保育士はその気持ちを察知して、子ども達の間に入ってお互いの気持ちを通じ合わせてあげる事が大切です。

 

  • 受け入れ・検温

 受け入れの際に、子どもが上手に言葉を出せなくても目を見ながらしっかりと挨拶をして、子どもに挨拶をする見本を見せる事が大切です。

 

  • おやつ

 おやつは子どもがしっかりと咀嚼するのを見ておく必要があります。

 

  • 室内遊び

 1歳児になると、パズルや紐通しなども上手になります。積み木なども、積み上げるだけではありますが楽しめるようになりますから、保育士が見守りながら玩具を通し集中力を養う練習、やり遂げる大切さを教えます。

 

  • 外遊び

 遊具で遊ぶようになり、保育士と追いかけっこを楽しむようになります。しかし、走るのは安定しないので、芝生の上など転んでも怪我が最小限で済む環境を整えるのも保育士の仕事です。また、遊具を使うようになりますが、順番を守る概念がないので、場所の取り合いや遊具の取り合いで揉める事が多いです。保育士はその仲裁に入り、順番を守る事を繰り返し伝えていきます。

 

 1歳児は非常に活発に動き回るのでその分怪我も多くなります。歩行も安定しないので、転倒などに気を付けなければいけません。

 

  • 1歳児はまだ感情をうまく表現できない場合もあるので、子どもの気持ちを保育士が察知してあげることが大切。

 

2歳児担当の保育士の仕事内容

 2歳児は幼児クラスに進級する準備をする年齢で、トイレトレーニングや順番を守る、自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿勢を身に付ける年齢でもあります。

 

  • 受け入れ・挨拶・検温

 受け入れと挨拶は非常に重要です。この時期は言葉が出てきているので、しっかりと人の目を見ながら挨拶が出来るように指導をします。また、2歳児はまだ体調を崩しやすいので、検温もこの年齢まで行います。

 

  • 室内遊び

 だんだんとぬり絵などを遊びに混ぜて、積み木などにもテーマを持って作品を作る事を子どもに伝えていきます。また、貸して欲しい玩具がある場合は、自分からしっかりと言葉にして貸して貰えるように相手に交渉する事を、保育士は繰り返し教えなければなりません。

 

  • 外遊び

 外遊びでは、保育士が鬼となって鬼ごっこをするなど、簡単なルールのある遊びを覚え、遊具を並んで待つなどの社会性を身に付けていきます。

 

  • 2歳児は社会性を身に付けるための保育も重要になる時期。

 

3歳児・4歳児・5歳児担当の保育士の仕事内容

 3・4歳児では、5歳児に進級し卒園までに社会性を身に付け、小学校教科などに対応出来る事を目指します。

 

  • 室内遊び

 室内遊びでは、おままごとなどの自分の役割を理解して遊ぶごっこ遊びを導入していきます。そうする事で、自分の役割を意識する心が芽生えます。また、ビーズなども誤飲の可能性が低くなるので、小さな物を選んで手先の訓練を行います。さらに、ボードゲームやカードゲームを通して、ルールのある遊びを楽しむ事を徹底し、ルールを守る大切さを知る事も子ども達にとっては大切な事です。

 

  • 外遊び

 卒園するまでに、縄跳び、鉄棒、雲梯、上り棒、跳び箱はマスターしておいた方が良いです。余裕があれば竹馬や一輪車、平均台でバランス感覚を養う訓練を行うと、更に体幹が鍛えられます。また、ドッジボールや中当て、氷鬼や色鬼などルールを守りながら自分達でゲームを進行する事も大切なので、保育士はトラブルになるまでは見守っておきましょう。トラブルになってもすぐに飛び出さず、子ども達が自分達で解決しようするのを見守って、必要に応じて助言を行うようにします。

 

  • 設定保育

 この年齢になると、お昼寝をしない代わりに設定保育が始まります。設定保育では、子ども達の知能や想像力、手先の器用さを発達させる為に、工作をしたり、社会性を身に付ける為に掃除を覚えたり、目当てをを持って子ども達に何かをさせます。一つの事をやり遂げる大切さを教える為に、数日間に渡って工作を行ったり、折り紙やぬり絵など一日で終わる設定保育を行う事もあります。4歳児になったら、小学校進級の際に困らないように、文字の読み書きを教えます。5歳児では、文字を読む・書く能力の底上げを行います。

 

  • 注意点

 3・4・5歳児にはお昼寝を行わずに設定保育を行うようになります。毎日設定保育のネタを考えるのは大変ですが、子ども達の発達を手助けするには必要不可欠な事なので、子ども達に飽きられないように工夫をしながら進行することが求められます。

 

  • お昼寝の代わりに設定保育で子ども達の発達を助長し、社会性を身に付け、小学校教育の準備を行う。

 

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本記事は2017/04/25の情報で、内容は保育士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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