法務で求められるスキル・能力・知識

職業:法務

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ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキル

 ヒューマンスキル(対人関係能力など人物側面能力)が必要なのは、どの職種でも同じですが法務という特殊性から際立って必要なものがいくつかあります。法務の特殊性とは企業経営の中核に位置し、失敗は許されないという大きな事情がまずあります。その意味で責任感と正義感をはじめ分析力、洞察力などが求められます。

 

 加えて、幹部への説得力や関連部署との折衝力、調整力といったコミュニケーション能力も必要です。こう書くと万能に見えますが、事実、法務担当に求められるスキルは、総じて言えばこれらをコンセプチュアルスキル(概念化能力)として、バランスよく持っていることです。

 

  • 求められるのは、コンセプチュアルスキル(概念化能力)をバランスよく持っていること。

 

テクニカルスキルとしての読解力と理解力

 テクニカルスキルは業務遂行能力と言われるものです。一番に法務知識を想像しますが、むしろ様々な文章の読解力、理解力の方が先に来ます。実務レベルで言えば、契約書や約款、法律文書など難しい文章を読み解き、まずは書いてあること、説明していることを理解することから始まるからです。

 

 法務関連の文章や公的文章で特徴的なのは、独特の言い回しがあり一見肯定しているが、実は但し書きや例外事項が続いているなど最後まで読まないと結論がわからない文章などあります。つまり、読み間違うと大きな誤解になるということがあります。

 

 もちろん、法務知識そのものも必要ですが、一方でそういう文章に慣れているかどうかです。もちろん、法学部出身であったり司法試験勉強をしてきた経験は大切ですが、専門以外の広範囲な情報にも精通していこうとすれば、結局、いろいろな文章に慣れ親しむ読解力の問題となります。 

 

  • テクニカルスキルで重要なのは文章の読解力、理解力。

 

上質な判断基準をトップに上げるための判断能力

 法務の仕事が、発生している問題を理解するだけなら読解力、分析力だけで済みますが、解決するには判断力が必要になります。もちろん、解決するのは経営トップの役割ですが、このトップに上質な判断基準を提供してあげるのは法務の腕の見せ所です。しかし、この判断力というのが一番厄介で、本を読んだり勉強したからといって習得できるものではありません。ここで登場するのが経験値といわれるものです。

 

 連戦練磨と言ってしまえば簡単ですが、確かに経験は判断の精度を上げてくれます。契約書も枚数をこなせば、問題点が浮かび上がり締結の是非を判断できるようになります。もうひとつ判断力を上げる方法は、いろいろな人の意見に耳を傾け、まずは多面的に物事を捉えることです。それらを比較検討して判断の精度を上げていきます。

 

  • 経験や、色々な人の意見に耳を傾け多面的に物事を捉えることが、判断の精度を上げるポイント。

 

本記事は2015/08/21の情報で、内容は法務としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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