視能訓練士の転職と年齢

職業:視能訓練士

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若い方が転職先を選びやすい

  視能訓練士は年齢層が幅広いですが、「転職先を探しやすい」という点では若い人の方が有利です。特に転職しやすいのは、20代後半~30代前半にかけてです。

 

 視能訓練士の求人は、新規に病院を立ち上げる場合を除き、欠員による補充もしくは増員です。年齢が若ければ、スキルや知識があまりなくても、転職した後に指導していけば問題ありません。最低限の知識とマナーが出来ていれば、採用先は広く選ぶことができます。

 

 一方、30代後半以上になってくると、転職先の病院にベテランの視能訓練士がいない限り年齢的に一番上の視能訓練士になってしまう可能性があります。転職先にいる視能訓練士の立場を考えれば、自分の後輩に年上の人がくるよりも、年下の人が来た方が指導はしやすいでしょう。また、ベテランの視能訓練士がいたとしても、自分の年齢に近い人よりも離れていた方が指導しやすいはずです。

 

 こういった理由から年齢の若い視能訓練士の方が転職先を幅広く選びやすい傾向にあります。

 

経験が求められる転職先もある

 前述の通り、若い人の方が転職先を幅広く選びやすい傾向にありますが、若い人よりも経験者が優遇される転職先もあります。

 

 例えば、新規に眼科を立ち上げる時に視能訓練士を採用する場合、新卒よりも経験者が優遇されます。新規に眼科を立ち上げた際、新卒やスキルのない若い人を採用しても即戦力とはならず、ある程度経験を積んだ即戦力の視能訓練士の方が望ましいからです。

 

 また、視能訓練士が一人しかいない眼科診療所で、現職の視能訓練士が退職する場合にも経験者が求められます。眼科診療所に一人しか視能訓練士がいない場合、新卒の視能訓練士を採用しても、指導をする時間も人もいません。そのため、採用後すぐに臨床で働けるスキルがある視能訓練士が優遇されます。

 

強みをもっておくことが大切

 年齢の若いうちは転職先も多いのですが、30代後半以降になると転職はしにくくなります。しかし、年齢に関係なく自分だけにしかできない強みがあれば、転職に有利になります。例えば、視野検査が正確に早く行える、眼鏡に詳しく眼鏡合わせは安心して任せられる、子供の斜視・弱視の検査が得意、論文や学会で発表を多く行っているなどです。

 

 自分の強みをつくっておくことが転職には有利になるので、なにか強みがあれば転職先の面接で積極的にアピールしてみましょう。

 

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本記事は2017/04/18の情報で、内容は視能訓練士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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