ハウスメーカーのその他内勤の求人
ここでは「総務」「積算」「工事」「展示場事務」の4つに分類してまとめてみます。
- 総務
ハウスメーカーの全てを支えていると言っても過言ではない職種が総務です。社内や顧客間の入金管理、売上げ管理、契約書の作成、請求書処理など挙げればきりがないほどの仕事内容です。それぞれに処理期限があり、総務の計上した数字が会社の数字となりますので、時間や期日をしっかりと守りスケジュール管理のできる人材が求められます。
必用な資格は特にありませんが、経理・事務などを経験したことがあれば優先的に採用されています。決められた仕事をコツコツすることが得意な人に向いています。そういった理由からも、総務は長く勤める人が多い為あまり求人数は多くありません。メーカーによっては他社の人間に情報を漏らさないために、退職者が出れば社内の他部署の人間を総務へ異動させるところもあります。
- 積算
特に勢いのある中小メーカーに多いのが積算の求人です。大手は社内でしっかりと部署が分かれているのに対し、中小メーカーは営業や総務が積算と兼務していることもあります。事前に下調べをし、しっかりと積算の窓口を作りたいとアピールすることでメーカー側も社内体制を見直すきっかけになります。
また、積算は同時に部材発注も兼ねているメーカーが多いのも特徴です。設計が作成する製本に則って、使用される木材や断熱材、住宅設備機器など各メーカーへ発注指示を出します。理数系が得意な人、データ入力が得意な人、細かい計算が速い人は特に強くアピールできる職種です。
- 工事
実際に現場で施工に立ちあうのが工事です。技術職になりますので、建築士免許や施工管理技士免許が必要です。また、設備の知識よりも構造知識や施工技術、スケジュール管理能力が求められます。大工や現場監督の経験があり、すぐにでも現場を任せられる人材は優先的に採用されています。
- 展示場事務
ハウスメーカーの展示場で欠かせないのが展示場事務であり、ほとんどが女性の求人です。おもに展示場の受付や顧客の呼び込み、お子様連れの顧客であれば打合せ中のお子様のお世話など、展示場での事務がメインです。営業が全員外出していた場合に来場があれば、営業に代わって簡単な商品の説明も行いますので予備知識も必要です。
土日祝日限定の出勤やパートまたはアルバイトでの採用、年齢制限など、メーカーによって条件は大きく異なりますので、面接の際にしっかりと説明を受けることが大切です。