副業を許可するIT企業も増えてきている
正社員として雇用されているプログラマーは、基本的に副業やWワークを社内規定で禁止されています。企業側としては、自社の仕事に集中してほしいためです。副業で疲れきってしまい、本業に悪い影響があると会社は困ります。
ただし最近では、副業を許可する企業が増えてきました。企業が副業をOKにする理由は、ワークライフバランス、優秀な人材になってもらいたいという希望、給料の都合など、様々です。
プログラマーにはどのような形の副業があるか
もちろん、平日の定時時間はオフィスで本業の仕事をしなければなりません。副業の都合で本業を休むことは不可能です。そのため、平日の退社後や土日に副業を行うことになりますが、プログラマーとしてのスキルを活かしてどのような副業ができるかをここではチェックしていきます。
■自分でサービスをつくって運営する
プログラマーですので、自分で何かサービスやプログラムを構築することができるはずです。企画から自分で考え、自分一人でサービスやプログラムを作成します。自宅にパソコン1台とインターネット環境があれば、インターネット上にサービスやプログラムを公開することは容易です。
公開したプログラムは、継続して運営し、改善(機能強化)していきます。有料にして利用者にお金を払ってもらうか、広告収入によって収益を得る形になります。
■クラウドソーシングで週末だけの仕事を獲得する
クラウドソーシングサイトでは、様々な仕事が募集されています。もちろん、プログラマー向けの仕事も多いです。
平日の夜と土日だけ取り組むことになるため、締切日が規模の割に短い仕事は受注できませんが、技術のアドバイスをする講師(コンサルタント)のような仕事を単発で受けることは可能です。
クラウドソーシングのサイトにメンバー登録したり、インターネット上で営業をかけたりして、単発でできる仕事を探す事になります。
本業への悪影響はしっかりと考慮する
副業のビジネスが軌道に乗れば、独立のきっかけになります。副業で行っていたことを本業とするために独立する人は多いです。独立まではしないとしても、副業によってプログラマーやビジネスマンとして新しいスキルを得られることがあります。そういった意味で副業はオススメできます。
ただし、本業に悪影響を与えることは絶対に禁止です。最初に述べたように、副業の仕事をしすぎて疲れてしまったり、本業の仕事の時間に副業のことばかり考えたりすると、本業の仕事が全く進みません。会社が副業OKだからと甘えきってしまって、本業を疎かにしないようにしましょう。
本記事は2017/04/04の情報で、内容はプログラマーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。