造園工とは?造園業の仕事内容について

職業:造園工

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 造園業界で働く造園工の仕事とは、(1)植木を植える仕事(植栽)、(2)植木を剪定する仕事、(3)庭を造る仕事(いわゆる造園)など様々です。

 

造園工の仕事内容(1)植栽業務

 

 植木を植える仕事ですが、泥入れ作業もあります。一言でいえば、植栽業務は体力勝負です。夏場は暑いので特に体力が必要になります。求人票の仕事内容に植栽と書かれていたら、ある程度の体力が必要だと考えておきましょう。

 

  • 植木を植える

 施工場所により様々ですが、植える時は大体が手掘りです。適当に植えれば良いのではなく、植える場所や本数が図面通りになっているか、また、植えた木が真っ直ぐ植えられているか確認することも必要です。

 

  • 泥入れ

 現場によって異なりますが、植栽工事の場合は大抵泥入れといって土を入れる作業もあります。この作業も人力のことが多く、まずトラックから一輪車に土を入れ、指定箇所に土を運びます。運んでから土を指定された高さになるように、整地します。

 

  • 植栽業務には、植木を植える作業と、泥入れと呼ばれる土を入れる作業がある。体力が求められる業務。

 

造園工の仕事内容(2)剪定業務

 

 植木の剪定を行う仕事です。街路樹を切っている仕事がこの作業に入ります。植木の剪定には大きく3つのやり方があります。

 

  • ①刈込剪定

 刈込鋏という専門の鋏や、エンジンもしくは電気バリカンを使用し植木を剪定する方法です。代表例を挙げると、ツツジ類(街路樹に植えてある黄緑色の高さが50センチほどの木)の刈込は、大抵の場合前回の切った部分を見つけてその高さまで刈込みます。3か月くらい刈込の作業を行えば、大体出来るようになります。刈込剪定主体で行う植木屋は多く、植木屋の半分くらいは刈込剪定主体で営業しています。

 

  • ②透かし剪定

 植木の枝を抜き、なおかつ植木を詰める剪定方法です。この剪定は植木を最もきれいに見せることが出来る剪定です。刈込作業とは異なり、技術レベルは高くなります。その理由は、むやみに枝を切ってしまうと木の空間に穴が開いてしまい格好が悪くなってしまったり、切りすぎると植木が枯れてしまう恐れがあるからです。

 

 透かし剪定は、刈込剪定よりも作業に時間が掛かり技術も必要です。個人差はありますが、植木により切り方が異なるので、きれいな剪定が出来るまでに1年以上経験を積む必要があります。

 

  • ③街路樹剪定

 主にのこぎりを使用します。ある程度木の形を整え、不要な枝は、のこぎりで根本から切ります。街路樹は丁寧さよりも早さが重視されます。また背丈の高い木も多く、素のぼりを行う場合もあるので高所恐怖症の人には向きません。剪定業務の中では一番ハードです。

 

  • 最初は片付けと掃除から

 剪定作業について記載しましたが、始めから木を伐らせてはもらえません。最初は先輩が切った枝の片付けと掃除です。掃除がある程度出来るようになって初めて、剪定を担当させてもらえます。

 

  • 剪定業務は、植木や街路樹の剪定を行う。植木屋の半分くらいは刈込剪定をメインとしている。

 

造園工の仕事内容(3)造園業務

 

  • 庭を作る仕事

 造園業務は、庭を造る仕事です。個人の家から料亭、ホテルなどが主です。建築設計士と打ち合わせをしながら、個々に合った庭を造ります。石据え、垣根の製作、植栽で構成される日本庭園から、レンガで花壇を造りハーブなどを植える洋風庭園もあります。天然石を使用し石積み、滝や池を造る仕事もあります。

 

  • ホテルや料亭などがメイン、個人邸の造園は減少

 最近は個人邸のスペースが狭く、庭を造る仕事は殆ど無いのが現状です。ホテルや料亭等では本格的な日本庭園を製作しますが、この仕事を請け負うのは大手造園会社のため、庭造りをしたい人は大手の会社に就職すると良いです。

 

 造園業務は巧みな技や経験が必要で、一人前になるには5年~10年くらいの修業が必要です。経験を積みながら造園関連の資格を取得することも良い選択肢です。

 

参考造園工の転職と資格の関係について

造園工の転職に有利な資格

自動車免許 普通自動車免許の場合はトラックが運転できないこともあるので、中型免許が必要です。トラックはMT車なので、AT限定の人はMT車に変更しなければなりません。大型車の免許...

 

  • 最近は個人邸の造園はほぼ無く、大手造園会社がホテルや料亭などの日本庭園の製作を行う。

 

補足:造園業界で仕事を続けていくためには

 先に述べた通り、造園業界における造園工の仕事と一口に言っても様々あり、勤務先によっても仕事内容は変わってきます。また、造園工事業者、造園工従事者の数は近年減少傾向にあるというデータも出ています。

 

 今後も造園業界で仕事をしていくためには、将来的な需要が見込める工種を見極め、それに合わせて幅広かつフレキシブルな形で仕事をしていくこと、造園技術や監督能力を磨き、資格を取ってそれを証明するなど、個々の選択や努力も必要になってきます。

 

 また、造園業は職人仕事かつサービス業的な一面も持ち合わせており、自身の達成感と顧客からの感謝による喜びなど、やりがいも感じやすい仕事です。それらをモチベーションに業務に取り組むのも良い心持ちです。

 

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本記事は2018/05/02の情報で、内容は造園工としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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