PR会社の広報の求人

職業:広報

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日系のPR会社と外資系のPR会社の違い

 広報の求人の場合、大きく2つの採用先があることはこちらで解説しましたが、もう一つの選択肢として「PR会社」があります。この求人の場合には広報に関わる人材へのハードルがそこまで高くなく、未経験などでチャレンジしたい場合は候補の求人と言えます。

 

 PR会社に転職を考えている方にとって、日系と外資の違いは確認しておくべきでしょう。日系のエージェンシーの多くは、日本国内でビジネスを長くしているため、特徴としてはメディアネットワークが広く、編集委員から記者まで幅広い記者とのコネクションを有していることがあげられます。一方、外資系は、ネットワークは日系のエージェンシーと比較すると劣りますが、PR戦略や効果的なツールなど体系的にアプローチする手法や広報には非常に定評があります。

 

 どちらを選ぶかによって、今後自分が行きたい方向性と合致するエージェンシーを選ぶことが重要になります。

 

タイプ別のPR会社の求人の特徴

 PR会社は、さまざまな業界に広報として携わることができます。PR会社には上記の通り日系と外資があることは説明しましたが、さらに細分化すると、日系の独立系のエージェンシー、日系の広告会社系列のエージェンシー、外資系の独立系エージェンシー、外資系の広告・広報会社系列のエージェンシーの4種類の広報関連のエージェンシーがあります。

 

 それぞれのエージェンシーには、特徴や吸収できるスキルなどに違いがあり、転職や就職を考える場合自分の将来進むべき方向を考える必要があります。ここではそれぞれ分類して解説します。

 

  • 日系の独立系のエージェンシーの特長

 日本で広報の概念が出始めた初期のころから、広報のエージェンシーを行っている企業が多く、クライアントには、主に日本国内の企業が多く、長い間広報担当として、代理店を行っている企業が多いのが特長です。オーナー企業を始め、広報担当者自体をエージェンシーが請け負うケースが多く、広報の基礎を学ぶには良い就職先、転職先と言えます。

 

  • 日系の広告代理店系列のエージェンシーの特長

 日本の大手広告代理店の系列である場合が多いエージェンシーでは、広告代理店と一緒にクライアントと仕事をすることが多く、クライアントは大手企業からベンチャーなど幅広い経験ができるのが特長です。様々な業態の企業の広報を幅広く受け持つことができるため、経験を積む場合においては非常に有益な就職先、転職先です。

 

  • 外資系の独立系エージェンシーの特長

 企業の数自体はあまりありませんが、独立系の企業では、独特のPR戦略や手法を取り入れている企業が多く、日系の企業だけではなく外資系の大手企業などと取引が多いため視野を広げたり、戦略面を学ぶことができるのが特長です。

 

  • 外資系の広告・広報会社の系列のエージェンシーの特長

 WPPグループなどに代表されるグローバル展開しているPR会社のメリットで一番なのは、各国の事例や戦略を体験できることです。クライアントには外資の大手企業が多く、広報も国内だけでなく海外のメディアとも接点を持てるようになります。

 

 また、社内では、英語でのプレゼンなどが主流なため、英語を使ったコミュニケーションやディスカッションなども多く、多国籍なスタッフも多く在籍しているので、実力次第で海外への転職やインハウスの広報への転職も非常にしやすい環境にあります。

 

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本記事は2017/03/21の情報で、内容は広報としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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